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2005年05月01日

旅行記 EPISODE10:西表島浜巡り

程なく、南風見田(はえみた)の浜に到着。
車を降りて、3年前と同じ道を通って、浜に向う。
防風(波?)林の木陰を抜けて、海底電話ケーブル注意の看板も確認して、
急速に視界が開ける。

西表最大の浜がそこには有る。

見渡す限り、他の人影は見当たらなかった。
足跡も無い。
本当にこの風景を独り占めしていいのか?と思うぐらいだった。
天気は快晴。
静かな波がゆっくりと浜を濡らしていく。
浜と言えば九十九里浜という地域で育ってきた身としては、初めて珊瑚環礁内の海を見た時、
その光景が信じられなかった。
今日の晴れている浜は、その感動を呼び起こすのに充分だった。
波照間島のニシ浜や、これから行く月ヶ浜も同じように砂質が良く、水の透明度が良い浜だが、
この浜は、広さが違う。
たしか、端から端まで1キロメートルぐらい有ったはずだ。
珊瑚環礁を持つ離島で、これだけの大きさの浜はなかなか無いのではないだろうか?
浜を散策していると、なにやら動くものがあった。
最初のうちは、何が動いているのだか分からなかったが、どうやらカニらしい。
直径5センチくらいの小さなカニ。
骨格が透明なので、最初は浜にいたのを気付かなかった。
歩き回ると、結構な数のそいつらが、逃げ回った。
初めからいたらしい。
本当に静かな浜。
波の音が、細かい音まで聞こえてきた。

しばらく、ぼーっと眺めた後、次の浜へ行くために、車に戻った。

投稿者 桜川 : 2005年05月01日 05:05

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