2005年09月05日
対策ファンド
投資は、短期的であれ、長期的であれ、利益を得るために行うものだ。
しかし、それは金銭的な利益である必要が有るのだろうか?
(今回は堅い話)
投資に詳しい人しか分からないかもしれませんが、
最近、色んなファンド(投資信託)があります。
ラーメンファンドやゲーム開発ファンド、
果てにはアイドルファンドなんてものも有ります。
基本的には、ファンドは収益が上がる事を目的とするものです。
しかし、金銭的な収益ではなく、
研究開発が促進される事や事業が行われる事を目的とするファンドが有ってもいいのではないでしょうか?
個人的にはそれらには、~対策ファンドという名称がしっくり来ると思います。
収益よりも研究開発や事業展開の方が重要なものとしては、
成人病対策や、アレルギー対策、高齢化対策、宇宙開発事業等が
上げられると思います。
例え金銭的利益が上げられなかったとしても
研究や事業展開が進んだとしたら、社会的には多大な利益になるわけです。
わざわざ、損をするような投資をする人は居ないだろうと思われるかもしれませんが
本当にそうでしょうか?
世の中には、何に使えばいいのか分からないくらいお金を持っている人はいるものです。
例えば熟年者等です。
熟年者層は、そんなに多大な消費をするわけではないので、
むしろ何にお金を使うか迷っている人が少なからず居るはずです。
研究開発の効果測定の問題というのは、どうしても存在しますが、
これからの投資市場では、投資家にそういうデータを提示する技術も
必要になってくるのではないでしょうか?
いずれにしろ、あまり損失を出さずにそういう研究開発や事業を促進する方向で
投資をしてもらえるファンドがあるならば、
自分は小額しか出せませんが投資したいですね。
投稿者 桜川 : 2005年09月05日 01:19
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