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2005年10月05日

職業病

個人的に、いい加減な数字を並べられると嫌悪感を感じてしまう
なぜなら、

職業上、いい加減な数値は数々の悲劇を巻き起こすからだ。

基本的にプログラムは、数値処理の塊。
少しでも数値処理を誤れば、違った結果が出てきてしまう。
いわゆるバグというやつである。

にも関わらず、まれに、いい加減な計算式で計算された
いい加減な数値が載っている仕様書が回ってくる。

もちろん、その仕様書通りに作ったら、プログラムは要求どおりに動かない。
そんな仕様書の場合、納期の見積もりもいい加減である事が多いから、
現場は、
終電帰り当たり前、時に泊り込み&徹夜で仕事、
という悲惨な状況に陥る。

という事で、いい加減な数字に対する憎悪が育つ。

だから、マスコミが統計基準(場所、時間、対象の選び方、計算式等)を示さない
いい加減な数値を強調しているのを見ると、軽い怒りを感じる。
数字というのは時々言葉よりも強い影響力を持つだけに、
視聴率稼ぎ等のために軽々しく計算方法を歪めた数値を出してしまうのは
悲しい限りである。
もちろん、でたらめな数字であるのを明示してあるなら良いが、
明示していないと、信じてしまう人が必ず出てきてしまう。

まあ、でもそんなに目くじら立てるほどの無い事でも、
数値や計算の間違いを指摘をしてしまう事が多々あるので、
本当に職業病ですね、これは。

投稿者 桜川 : 2005年10月05日 23:55

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