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2006年09月20日

夏休み一日目

そういえば、今週一週間は夏休み中。
この時期に取れるとは思っていなかったので、
予約も取っていないから、近場で色々する予定。
(以下、長文)

とりあえず、今日(19日)は日帰りで、奥多摩へ。
東京都の山だからたいした事無いだろうと
期待していなかったのが良かったらしく、結構楽しめました。

主要な目的地は、日原鍾乳洞と御岳山。
日原鍾乳洞は、鍾乳石が大量に生えているのを予想していたので、
ちょっと期待外れ。
観光によって真っ白な鍾乳石が少なくなっていたのも
その一因だったような・・・。
懐中電灯持って行かなかったのを後悔しました。
でも、水琴の音は本当に綺麗だったです。
空間が開けているところはちょっとした体育館ぐらいの
広さが有って、自然の力を感じられるものでした。
新洞の方は、狭いところを登ったり下ったり。
多分、20m以上高低差が有ったような気がします。
で、その上り下りの為の階段が付いているのですが、
これが錆び付いていてかなり怖い。(笑)
狭い所を苦労して上り下りしなければいけないところは、
本当に自然に出来た洞窟なんだという事を充分に思い出させてくれました。
洞内の10℃の気温も体験できたし、
振り返ってみれば結構貴重な体験でした。
他の鍾乳洞にも挑戦したくなりました。

で、鍾乳洞からの帰り道。
バスの時刻表を見たら、2時間待たないと、次のバスが来ない事に気付きました。
昼食でも食べようと、回りの店を探すが、平日なのでどこも休業中。
しかもかなりの辺境なのでタクシーの姿も見えず、
タクシー会社の電話番号も調べてこなかった事にも気付きました。
仕方なく駅までの道(約2時間)を歩いていると、
突然、一台の車がすぐ横で止まる。
何事かと思い、車の方を見ると、
運転している30代後半~40代くらいのおやじさんから、
”乗ってかないか?”との声。

警戒しつつも、相手は一人の用だし、現地の人っぽかったので、
”お願いします”と言いつつ乗せてもらいました。
話を聞いてみると、おやじさんも一人旅でこっちへ来たとの事。
突然、少年院に入所していた時の話をされた時はびっくりしましたが、
何事も無く、駅に到着。
お礼を言って、別れました。
この場を借りてもう一度感謝しておきます。

一両まるごと貸し切り状態の昼間のローカル線に揺られて、
御嶽駅へ。
昼食後、登山バスに乗って御岳山登山口へ。
ここでケーブルカーに乗り継ぎ。
2,3回ケーブルカーは乗った事が有りますけど、
ずっと空の下を走るケーブルカーは初めてだったかもしれません。
地下だと傾斜角はよく分からないですが、
地上で見てみるとその角度の凄さがジェットコースター並だと言う事が
よく分かります。
そんなにスピードは出さないですけどね。

で、難なく展望広場へ。
午後は雨の予報だったのであんまり期待していなかったのですが、
ちょうど雲の切れ間から関東平野が一望できました。
高層ビルの屋上とかから東京の街景はよく見慣れているのですが、
自然の中から見る大都会の姿はまた違った感慨が有りました。
もっとも、完全に晴れていれば、新宿の高層ビル群と東京タワーが見えるそうなので、
それは残念でしたが。
その後、山頂までリフトで登ったのですが、これが怖かった。
乗るところ以外あらゆる所が錆び付いていて、横揺れもひどい。
”絶対、管理人の趣味で作っただろ、このリフト”と心の中で思いながら、
そのスリルを味わいました。
(まあ、伸ばせば足が着くぐらいの高さなので、落ちたところでかすり傷くらいですが。)
山頂と展望広場はほとんど高低差が無いので結局同じ景色。
せっかくなので山中の神社まで行ってみる事にしました。
で、そこまでの道が片道40分の結構な山道。
運動不足の体にはこたえました。
そういえば、平日の昼間なので、道ですれ違うのは
おじいさんおばあさん達が多かったです。
それを見て思ったのは、その年になると体力の個人差には
相当なものが有るんだなという事。
平気で歩いていく人がいると思えば、帰ってきてまた逢った時に
それしか進んでいないのかと思うくらいの人も有り、
まあ、人ぞれぞれです。
神社の先のコースも有ったのですが、
ちょうど神社から戻ろうとした時に小雨が降り始めたので撤退決定。
少し降りが強くなって大鳥居で雨宿りしながら、
昔の人ってこういう場所が雨宿り場所だったんだなとちょっと思いました。
で、雨がやんできたのを見計らって下山。

山から帰ってきて、土産物屋で何を土産にしようか悩んでいたら、
突然、地元の子供達が入ってきて店の主人となにやら話し始めました。
良く、観光地化されすぎて現地の普段の生活と切り離されている
観光地も有りますけど、ここはそうはなっていないんだなと、
なぜか安心感を感じました。

ムササビの人形を買って、帰途につきました。
(旅行先では必ずその土地特有の野生動物(伝説上含む)の人形か
建物の模型を買う事にしています。)

平日に行ったからなのかもしれませんが、
全般的に観光地とは思えない程人が少なく、
忘れられた観光地の風情がどことなく良かったです。

振り返ってみれば、楽しい旅でした。

ps.
帰ってきて、今度は炭坑跡でも行って見たいなと思って検索していたら、
廃墟探索サイトが出てきてしまいました。
かなり、面白かったのでついつい見入ってしまいました。
・・・でも、さすがに廃墟に行こうとは思いません。

投稿者 桜川 : 2006年09月20日 00:18

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