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2009年03月13日

政府紙幣発行の件、厳格な条件付なら賛成

政府紙幣の件、
100年に一度の奇策として実行すべきだとか、
ハイパーインフレを起こすから危険だ、
等々、度々話題に上るようになっていますね。

個人的には、以下の厳格な条件が守られるなら、発行に賛成です。

1.前年度のGDPxデフレ率を発行限度額とする事
2.社会保障(国民年金、国民健康保険)の財源としてのみ使用される事

1.の条件は発行により悪性インフレを起こさないために必要な歯止めだと思います。
デフレ傾向の有る時期ならば、デフレ脱却の施策としても意味があります。
逆に言えば、少しでもインフレ傾向が有るのならば、政府紙幣を発行するのは
禁止されるべきでしょう。

どれだけの不況期、デフレ期においても社会保障費は削減の難しい費用です。
2.の条件を付ける事によって、財政的負担を和らげる効果は
決して小さいものではないと考えます。
加えて、全国民を対象とした社会保障の財源としてのみ使用されるならば、
国民的合意も得られやすいと考えるます。
また、不況期に消費が減退するのは将来への不安が有るからです。
それを緩和する意味でも社会保障向けの財源を厚くするのは意味が有る事でしょう。

以上、
前年度のGDPxデフレ率を発行限度額とする事、かつ、
社会保障(国民年金、国民健康保険)の財源としてのみ使用される事
が守られるならば、政府紙幣の発行に賛成です。

経済状況に関わらず、生活の安全は守られる。
そんな未来を望みます。

投稿者 桜川 : 2009年03月13日 08:05

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