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2010年01月10日

普天間飛行場移設のメガフロート案はどうなったんだろう?

確か2003年辺りに、日米で交渉していた際に、
アメリカ側も受け入れ可能と回答したはずの案ですよね。

当時は、造船需要も鋼材価格も高騰している時期で、
コストの問題が有ったのですが、
現在の推移で試算してみるとまた違った額が出てくるのではないでしょうか。
経済状況に連動して造船需要が低迷し、鋼材価格も落ち着いているらしいので。

当時の研究会等で技術的には可能という結論に達したにもかかわらず、
”前例が無い”というデメリットが案として却下する時の前面に出ていたような気がします。
脱官僚を掲げる党が、まさかそんな役人的な理由で案を俎上に挙げていない訳ではないですよね。

造船業は全国に散らばっていますから、経済効果は大きいですし、
市街地に近い普天間飛行場の土地が返還される事で、再開発による経済効果も大きいでしょう。
加えて、メガフロートの場合、土地収用の問題もほとんど無い、というのが大きいと思います。
勿論、埋め立てよりも全然環境負荷が低いというのもメリットです。

試算・調査してみない事には、良案かどうかは分かりませんが、
最近の論争で全く俎上に挙がっていないように思えるのは気のせいでしょうか?


より環境負荷の低い施設が建ち並ぶ未来を。

投稿者 桜川 : 2010年01月10日 16:22

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