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2010年02月28日

なんで金等の貴金属の買い入れをやらないんだろう

この前の日銀の国債の債権放棄の話しを政治関係のコミュニティで提起したところ、
日銀の財務上、それはないだろうとか、国債の信用度を下げる事は止めるべき等、否定的な意見が大勢でした。
確かに日銀から見れば一方的に損をする事になるので、余程の圧力が無いと無理でしょうね。

今回の本題は、その調査の間に気になった事柄。
日銀がインフレ誘導を狙っているのならば、なぜ、
金を始めとする貴金属の買い入れを行わないんだろうかという話しです。

現在、日銀が保有している金の残高は4400億円(日銀の財務諸表による)にすぎません。
もし、インフレが起こっても財務体質を維持しようとするならば、
インフレが起こると価値が上がる物品を保有する必要が有ります。
価値が上がる物品、かつ、換金性の高い物品といえば、金を始めとする換金性の高い貴金属では無いでしょうか?
特に、円高・デフレの時にレアメタル等を日銀が確保しておく事は、
日本の産業政策上も大変価値の有る事だと考えます。
諸外国から通貨発行をして買い集めるのは円安誘導にもなるはずです。

レアメタルに関しては前例が無いと言えば前例が無いですが、
インフレ・円安になって日本が調達しづらくなる物を日銀が通貨発行を行って
調達しておくというのは、デフレ対策にもなるし
日本の産業政策上も有用ではないでしょうか?
将来、インフレ抑制の際の通貨吸収用としても使える訳ですし。

とにかく、日銀が本気でデフレ対策を行う事を期待します。

PS.
これは冗談ですが、
北方四島を日銀の通貨発行で買い取るとかすれば
膨大な通貨供給になるんではないでしょうか。
まあ、それは冗談としても時限立法をして、
日銀が買い取れる物品の枠を少し広げても良いのでは無いのかなと思います。

投稿者 桜川 : 2010年02月28日 20:52

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