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2005年06月22日

コメンテーターの良し悪し・考

思いっきり私見ですが、語らせていただきます。
まず、コメンテーターの良悪の条件から。

<良いコメンテーターの条件>
・過度に感情的にならない
・相手に対する思いやりが感じられる
・相手の立場を考えられる
・価値観は人によって様々だと言う事を認識している
・主張が全て具体的な事実に拠っている
・相手の良い面を引き出そうとしている

<悪いコメンテーターの条件>
・人格攻撃を正当な批判だと思っている
・反論されると、すぐに人格攻撃を始める
・自分の発言に責任を持たず、反論されると黙ってしまうor逃げる
・議論に勝つ事ばかりに執着して、相手の立場や志向に
対する思いやりが全く感じられない
・建設的な議論を始めると、冷やかしにまわる

攻撃的なコメントを残す人は、自分に対する自信を失っている人が多いです。
自分に自信を持っていないからこそ、他人を攻撃する事で自分の優位性を一時的に保とうとする。”
とは、心理学の本に書いてあった言葉です。
攻撃する事で一時的に優位に立ったような感覚を得られますから、
批判中毒になってしまい、自分に自信が持てるような能力を伸ばす事から逃げる。”
とも書いてありました。
昔の自分を思い返せば、その通りだったと思います。
だから、よく分かります。

大体、不当な批判や事実に基づかない批判は、誰も幸せにしません。
その言動を行った人も、です。
当たり前の事ですが、他人の不幸や他人が怒る事でしか楽しめない人間は、
幸せになる事は出来ません。
誰もそんな人に幸せを届けようとは思わないからです。

もちろん、掲載者のためを思って行われる批判は、とてもよいものだと思います。
でも、特定の言動に対しての具体的な事実に基づく批判でなければ、
それは余りにも思いやりの無い批判だと思います。
相手の立場に立って、どういう改善案が有るのかというところまで言及できて
一流のコメンテーターと言える
のだと思います。
この基準から言うと、自分も三流のコメンテーターですが、
なるべく守るように気をつけてはいます。

話し合う行為は、ほとんど資源を使わずに、双方に幸せをもたらす貴重な機会です。
その機会をつぶしてしまうのは、発言する側にとっても余りにも
勿体無い事だと思えてしょうがありません。

投稿者 桜川 : 2005年06月22日 00:46

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