2005年07月23日
日常の中の非日常
日常の中のちょっとした非日常。
そこから見えてくる事も多い。
もちろん、今日の地震の話。
交通機関は、大混雑。
こういう事態が起こるとほとんどの人が不快な念と共に通り過ぎてしまう。
しかし、これほど興味深い状況は無いと自分は思う。
こんなに身近で非日常な光景に出会えるのは、そんなに有る事ではない。
しかもそこでは日常の人間が、感情を高ぶらせる。
声高に叫ぶ者。
歪む表情。
平然としている人。
突然怒り出す人。
そして、自分は一番後ろで人間観察を始める人である。
人間観察に関してこれほどいい機会は無いと思う。
通勤電車でもある程度は出来るのだが、
通勤列車は顔ぶれが決まってしまっていて、
しかも満員電車に慣れている事から、
なかなか剥き出しのキャラクターに出会う事は無い。
こういう突発的な事態だと種々雑多な人間(キャラクター)が乗り合わせる。
しかもとっさの対応になる事が多いので、キャラクターも出やすい。
およそ、人間を知る必要のある人はこういう時に人間観察を怠ってはならないと思う。
そういう光景を見ていると、今ある現実の不備というのが、まざまざと見えてくる事もある。
どちらにせよ、非日常の時にどれだけ有意義に過ごせるかは、
人生において非常に意味を持つような気がします。
投稿者 桜川 : 2005年07月23日 22:49
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