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2005年08月26日
医療の対価
人を
人を癒すのが医療。
癒す事に関係の無い医療行為は本質ではない。
このブログでも、一度書きましたが、
8月の初めに5日間ぐらいかぜひいてました。
その原因はなんと、
最初の病院で貰った薬が全く効いていなかった
という事でした。
結局、他の病院で病原菌を調べてもらって、
点滴をうってもらって、急激に治りました。
治ったのは良いですが、少し納得いかないところがあります。
それは、
効かなかった薬になぜ、お金を払わなければいけないのか?
という事です。
普通の製品であれば、説明書どおりの効能・効用が出なければ、
返品もしくは正常品との交換になります。
しかし、医薬品とか医療行為等でそんな話は聞いた事が有りません。
確かに、医療行為は経験が強く作用し、
しかも、病気という不確定な要素を扱っている、
と言うのは分かりますが、
車や家電製品だって不確実な要素かたくさん有ります。
それでも、保障期間内なら無償保障しますし、
返品もききます。
医療行為だけ、欠陥・不注意に対するペナルティが無いというのは
どうでしょうか?
もちろん重大な医療事故では、行政上のペナルティがかかるのは当たり前ですが、
問題なのは、医療事故ほどではないけれど、
医療上の投薬ミスや軽い判断ミスに事実上全くペナルティが掛からない事です。
医療サービスは、患者の病原・症状を取り除き、
健康な状態を取り戻すのが本質のはずです。
だから、早く直してより良い状況に回復させるのが重要な事は間違い有りません。
しかし、現在の医療制度には、回復レベル、回復速度による観点は全く取り入れられていません。
取り入れないからこそ、上辺だけ見て適当に投薬する医者や、
医療点数を稼ぐ為に過剰に投薬する医者がいなくならないのだと思います。
きちんと、医療効果による観点も医療点数および医療の対価に反映させるべきではないでしょうか?
投稿者 桜川 : 2005年08月26日 23:48
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