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2005年09月07日

台風とブログ

台風14号に関するブログ上でのエントリーが一万件を超えたという。
しかし、果たしてその全てが有益な情報なのだろうか

もちろん、草の根的に情報が発信されるのは良い事ですし、
現地の生の声が聞けるのは大変有益な事です。
災害地以外から発信された情報でも、
アイディアや提案等災害地の役に立つものであれば有益と言えます。

しかし、問題なのは、災害地以外での野次馬的な情報発信だと思います。
悪気は無いとは思いますが、災害時には、良く、
全く災害地の役に立たない情報も少なからず発信されます
特に、報道機関がすでに発信している情報は、報道機関のサイトに行けば分かる事なので、
個人サイトで二次発信する意味はほとんど無いと言えます。

価値の薄い情報が大量発信されると、通信が混雑して有益な情報が見えなくなる、
または、埋もれるという現象が起きます。
これを一番実感したのは、最近有った関東圏の地震の時です。
通信の混雑のせいで、列車運行情報が全く見れませんでした。
(見れたのは、家に帰ってからでした。)

もちろん、他では得られない情報の発信は必要な事ですが、
災害時は、本当に必要な情報なのかをしっかりと見極める事が、
情報発信者であるブロガーおよびメール送信者が
気にかけなければいけない事だと思います。

災害地にとって必要なのは、
慰めの言葉を言っただけですぐに無関心になる事より、実際の支援なのです。

本ブログはバナー収益の10%を災害復興支援、および、環境汚染対策支援
に寄付すると以前から明言しているので、もちろん今回も呼びかけが有れば復興支援に寄付します。
(+ハリケーン被害にも寄付する予定なので、比率はこれから決めます。)

投稿者 桜川 : 2005年09月07日 00:36

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