未来探索記

友人から依頼されている作曲に行き詰まったので、
自分が昔作った曲を聴いていました。

自分自身の曲なので、聴くとその当時の事を思い出します。
今から考えれば洗練されていない曲に聞こえるけれども、
コード理論とかスケールとかをまだ良く分かっていなかったので、
かえって一音一音大切に作ってあるように感じました。
（まあ、昔の方が掛けられる時間が格段に多かったというのも有りますが。）

今では、コード理論等、簡単に形の整った曲を作る技術を
身に付けているから、一見耳障りは良く感じるけれども、
昔の方がオリジナリティは高かったなと感じます。

便利な技術に慣れすぎると、一音一音の大切さを忘れてしまう。
昔の曲を聞くたびに、昔の自分に教わる事があるのは
不思議なものです。