« 2007年十大ニュース予測達成評価 | メイン | 創作6行20080108 »
2008年01月06日
2008年十大ニュース予測
遅ればせながら、毎年恒例の十大ニュース予測です。
今年も去年ぐらいの的中率が出せると嬉しいです。
月面上に氷の存在を確認
現在、日本の探査衛星かぐやが月面調査中です。
その重要目的の一つがこの確認です。
もし発見されれば、人類史上に残る発見になるはずですから、
一番目に挙げておきます。
北京五輪で中国審判団に大抗議
サッカー等を見ていても中国人審判の自国贔屓は結構露骨です。
自国贔屓を多少大目に見るアジアの国ならまだしも、
欧米の国があの贔屓具合を見たらどういう事になるか。
太陽電池付属ブーム
石油価格の高騰は続いています。
産油国の動向を見てもこの価格は長期的に維持する可能性が高いでしょう。
そうなれば、太陽電池のエネルギーコストは、既存のエネルギーのコストにどんどん近づいていく事になります。
地球温暖化への関心と比例するように太陽電池を色んなところに組み込む傾向が進むと思います。
個人的には、メーカーのノートパソコンで太陽電池付属モデルが出ると予想します。
システムエンジニア横断労組が発足
システムエンジニアの過酷な労働環境は、マスコミでも騒がれている通りひどいものです。
しかしながら、職場によってその過酷さは千差万別で、働いている本人でさえどれくらいひどいのかというのを
認識できていなかったりします。
業務自体が新しいだけに、既存の労組ではその実態を掴めない事も多く有ります。
ですから、システムエンジニアに関しては会社横断的に職種別労組が立ち上がる予感が有ります。
他の専門職種では現にそういう労組が有りますからね。
嗅覚マップがほぼ完成
近年、脳科学の進歩によって、嗅覚も視覚のように6、7の刺激の組み合わせ
(例えるなら3原色に対して6原臭といったところでしょうか)で成り立っているというのが分かってきました。
今年あたり、どんな臭いがどういう刺激値の組み合わせで成り立っているかという
大体の嗅覚マップが出来上がるのではないでしょうか。
有機EL普及
やはり、実際に見比べた人は、液晶やプラズマより画質が良いと言いますね。
今年後半には、大画面化も有る程度達成されるでしょう。
その為、今年の年末には有機ELが次世代テレビ市場で金額シェア10%を突破すると予想します。
自然エネルギー船が脚光を浴びる
原油価格の上昇で一番影響を受けているのは、紛れも無く運輸部門です。
基本的に海流の流れに乗って進み、ほとんどの推進力を自然エネルギーで賄う
自然エネルギー船が脚光を浴びるのではないでしょうか。
メタンハイドレート採掘計画決定
ほとんどの人は知っているでしょうが、日本近海にはメタンの塊である
メタンハイドレートが眠っています。
原油価格の高止まりを受けて、いよいよ採掘計画が決定されると予測します。
充電式燃料電池発表
燃料電池の発電時の化学反応は、水素(または水素含有物質)と酸素から水が作られる反応です。
つまり、生成物である水を電気分解して水素と酸素を作れば、再度燃料として使える訳です。
なぜ、今充電式が存在しないのかと言えば、その効率が悪いからですが、
今年辺りブレイクスルーが発表されそうな予感がします。
ActiveSpace全サイト合計で、一日平均2000ビジター突破
Gyahoogle!も開設しましたし、今年は2サイトの立ち上げを予定しています。
2007年は瞬間風速的とはいえ1000ビジター突破したので、
今年は2000ビジターを努力目標として掲げます。
以下、番外編です。
blu-ray標準搭載化
ビデオレコーダー市場、プレイヤー市場と段々とblu-rayの優勢が確実になる中、
残っているのは、パソコンの記憶媒体としての市場。
その市場も押さえるために年末にはblu-ray採用メーカーのパソコンには
blu-rayが標準搭載されると予測します。
万能細胞が臨床応用へ
通常、実験室から臨床応用まで到達するには5年とか6年とか長い期間がかかります。
しかし、万能細胞は成功すれば応用範囲の限りなく大きい技術。
ヒトゲノム計画の轍を考えれば、今回の技術競争ではこの位の意気で
日本の研究チームが取り組んでくれると信じます。
消費税7%への道筋が示される
年金の国庫負担引き上げが有るという事から考えても消費税引き上げは
不可避でしょう。
問題はそれに伴い激変緩和措置をどうするかです。
そこに政策論の焦点が移ると予想しています。
バイオエタノール義務化
4月から、京都議定書の履行期間が始まります。
バイオエタノールは排出量0と見なされる訳ですから、排出量削減効果は非常に高いです。
他の分野でなかなか削減が出来ない中、政府が決断を下すと予想します。
イラク駐留ほぼ解散
ほとんどの米大統領候補はイラク政策の見直しを明言しています。
完全撤退はまだあり得ないとしても、
事実上の撤退は始まるんじゃないかと思います。
PS3のシミュレータ・研究向け売り上げが10%超に
ゲーム機としての売り上げはいまいちのPS3ですが、
演算性能としては一昔前のスパコン並みの性能が有る訳です。
その為、このまま安価になっていけば、研究所等で演算装置として採用される事が益々多くなると思います。
むしろ、ソニー側もそういう売り方もしていく可能性が有るような気がします。
携帯の外部ディスプレイ出力機能標準化
例えば、DSに接続する機能等が標準化すれば、DSに機能追加しなくても
ワンセグやWeb、画像、動画等が楽しめる訳です。
もっとも、DSの方が普及・多機能化して携帯の機能を飲み込んでいく可能性も無きにしもあらずですが。
魚介類高騰。中には卸値が2倍になる魚も
エネルギー価格の上昇は漁業にとって漁船の運用費用の上昇と市場への輸送費の上昇という
二重のコスト高となって現れます。
また、養殖用の飼料も穀物等の価格上昇で、高騰しています。
年末には卸値が2007年末の2倍になる魚が出てくると予想します。
新聞部数激減。取材提携契約発表
今年も引き続き新聞の発行部数は減っていくでしょう。
そうなれば、取材に掛けられる予算も減っていく事が予想されます。
一部の新聞社は海外の取材などで独自の体制を作らずに共同取材体制をとるなどの
提携を発表するような予感があります。
北朝鮮でクーデター未遂
北朝鮮の今の状態は言うなれば、鎖国状態な訳です。
となれば、国内に不満分子は大勢いるはずです。
このくらいの事は起こっても不思議では無いと思います。
投稿者 桜川 : 2008年01月06日 18:24
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://active-space.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/731