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2009年05月08日

グアム旅行記-最終日-後半

前半からの続きです。
やっと帰国です。

で、ホテルに戻る。
この銃弾、どうしたもんかなと思ったが、ホテルのゴミ箱に捨てていく事に決定。
一応、emptyと書いた紙を入れて捨てる。
流石に、日本の税関でもめるのは嫌だった。
(後で知ったが、昔は良かったけど今は空薬莢でも駄目らしい)

11時チェックアウトだったので、それから出かける訳にもいかず、
テレビを付けて墜落事故の続報を見る。
NHKの方は、もう中継を終えていて、今度はCNNの方が詳しい情報を流していた。
ちょっと注意して聞いてみると、なんと、同じ日にアメリカの方でも
小型旅客機(50~70人乗りくらい?)の墜落が有ったらしく、
CNNでは、2つの航空機事故を並べて報道していた。

しかし、CNNの方が専門家を呼んで詳しい解説をしていたし、
長い事、解説番組をやっていた。
さすがに、アメリカは航空大国だな、と思った。
空港送迎の係員が来るのが13時50分なので、かなりの時間が有るが、
11時チェックアウトで指定されているので、荷物をまとめてフロントに降りてチェックアウト。
約3時間なので結構な時間が有ったが、ノートパソコンを広げて、この旅行記の為のメモを取っていた。
途中、子供が何やらドリンクバーに有るテレビに眺めているので、
何かと思ったら、ちょうどWBCのアメリカvs日本をやっていた。
ちょうど接戦をやっているらしく、ホテルの日本人客も結構盛り上がっていた。

少し旅行のメモを取るのにも疲れたので、ノートパソコンを閉じると、
次の対戦が韓国と何とかの勝った方と対戦と言っているので、勝ったらしい。
しかし、1時近くになるとさすがに腹が減ってきた。
チェックアウトする前に何か軽く飯を買ってくるべきだったが、今となってはもう遅い。
全て荷物をまとめてスーツケースまで持ってきているので、ここに置いていく訳にもいかなかった。
こういう時、一人旅ってのはつらいところがある。

まあ、空港行ってから昼飯を取る事にして、そこは我慢。
午前中の成田空港の事故を見て、やっぱり心配になっている人はいるらしく、
日本人客の中から、
「昔、パラオ行った時にも遅延に巻き込まれてね」
とかいう話がちらほら聞こえてきた。
確かにあんな事故が有った後で、成田空港への飛行機飛べるのかな、と心配した。

で、ようやく、送迎係員到着。
ちょっと、気になっていたので、
"Is this flight delay?"と聞いてみると、
"wrong time?"とフライトが間違っていると主張したのと勘違いされたので、
"No,No. Today Fedex accident in Narita airport..."
と説明を始めたら、
"Oh. I don't know."と言われたので、
確かに、現地の送迎係員がそんな事知っている訳無いなと思い、それ以上質問するのは止めた。

空港までの道をバスが走り始めたら、突然、激しいスコールが始まった。
これから飛行機乗るのに不吉な感じだなと思いつつも、
熱帯のスコールって降り始めた途端川が出来るって言うけど、
これがそうなのか、と妙に納得した。
空港に着く頃には結局小降りになっていた。

急ぐ旅でもないし、休日も1日余計に取ってる訳だし、遅延も覚悟していたのだが、
空港に着いてみたら見たら、電光掲示板には定刻通り出発の表示。
確かにこっちの空港は通常通りだから、飛べるのだろうけど、
成田空港は大丈夫なのか?と思いつつ搭乗手続きを済ませる。
なんか出国の方は入国と違って手続きが雑。
どんな国もこんなもんなんだろうか?
搭乗開始まではしばらく時間が有ったので、売店でピザを頼む。
売店のおばさんは5分ぐらいかかるから座って待ってろと言うのだが、
フードコートの椅子は先に搭乗待ちをしている日本人客に占拠されていて、座るところなんか無い。

それに座れる程遠くに行ったら、本当にこの日本人集団の中で見つけられるのか
という懸念も有ったので、その場で待った。
5分ほどしてピザが焼き終わったので、受け取る。
で、座って食べるところを探したのだが空いていない。
と、歩き回ってたら、ちょうど席が空いたので、座って食べる。
機内食の提供が有るとは思ったが、昼飯抜きだったので我慢できなかった。
しかし、盛りつけがおおざっぱで流石アメリカと言った感じ。
なんか、グアム来て回転寿司以外はパンとファーストフードしか食べなかったような(笑)

ピザを食べ終わって搭乗口まで行くと、ファーストクラスの搭乗が始まっていた。
本当に定刻通りに飛ばす気らしい。
外を見ると、もう完全に雨が上がって晴れ間が見えていた。
しばらく待っていると、エコノミーの搭乗手続き開始。
みんな行列を作る。
しかし、いつも思っているのだけれど、
到着時はまだしも出発時の時に、なんで並んでまで早く入ろうとするのだろうか?
前に入ったって後に入ったって出発する時刻は変わらないのに。

ま、自分は搭乗待ちロビーの席が空いたので席に座って列が無くなるのを待つ。
なんか、ビジネスクラスの客がまだ来ていないらしく、何回も構内アナウンスをしていた。
ほとんど並ぶ人もいなくなったので、自分も機内へ。
帰りもコンチネンタル航空。
大型機だったので、今回も席ごとに画面が付いていた。
特に変わった事もなく、離陸。
ぐんぐん高度を上げていく横でグアムの島の全景が見えた。

離陸した後、到着地の情報が表示されたので、
見てみると、風速の欄に、72km/hって表示が。
いつも、国内では風速何mとかいう表示しか見ていないので、
とっさにはどのくらいの風速か判断できなかった。
頭の中で風速20mに変換して、結構強い風吹いてるんだなと分かった。
朝の墜落事故を見た後だし、ちょっと心配になってきた。

程なくして地平線に太陽が沈んで、当たりは真っ暗に。
空の上に他の光源が有るはずもないので、本当に虚空の世界を飛んでいるような気分になる。
将来、宇宙を旅行できるようになった時、宇宙船の窓の外もこんな漆黒なのかな、
とちょっと思う。

そういえば、行き帰りの飛行機用に分厚い本を持ってきていたので、
それを読み進めていると、いつの間にか伊豆七島の上空に居た。
 で、着陸予定時刻のアナウンス。ほぼ定刻通り。
1滑走路閉鎖状態で、一体、どうやって便をやりくりしたんだろうとか思っていると、
着陸態勢への移行のアナウンス。
飛行機の窓から見て、高速道路とか国道とかは分からないけど、東京湾はいつも分かる。
というか、関東民なので東京湾を見ると帰ってきた実感がする。
上空も風が強いらしく、着陸態勢に入ってから結構がたがた機体が揺れた。
それと同時に、高度を下げる度に小さい子供の泣き声が大きくなっていくような。
多分、子供は環境の変化に敏感だから気圧の変換も敏感に感じるのだろう。

雲を通り抜けて本格的に着陸へ。
横風が強いままなので機体が揺れる。
朝の事故の影響本当に無いのかなとか思いながら緊張しているとどんどん滑走路が近づく。
と、滑走路に進入してランディング直前に窓から事故機が見えた。
みんなニュースは見ていたらしく、窓側の席の日本人客はみんな、
「あれだ、あれだ。」
と指さしていた。

で、着陸。
結構揺れたけれど、思っていたよりもスムーズな着地。
乗客の間に安堵感が広がったのが何となく感じられた。
滑走路を抜けた途端、荷物の整理を始める日本人客。
まだターミナルまで結構距離有るのに、何で今から準備始めるのかな?
と思いつつ、自分は本を読んで過ごす。

その後、勿論何事もなくサテライトに到着。
サテライトを降りてからも遠くに事故機が見えたので、
何人か立ち止まってみていた。

免税店で何か買っていこうと思ったのだが、夜なのでどこも閉まっていた。
それならばしょうがないので、おとなしく入国審査場へ。
まあ、日本国籍の日本入国だから当たり前なのだけれど、すんなりと通過。
ターンテーブルで荷物を受け取って、税関。
税関も免税枠を超えるような物はないのでスムーズ。
というか、税関はもっとチェックするだろうと思っていたので拍子抜け。
こんなんで、密輸とか防げるのだろうか?

というわけで、日本に無事帰国。
いろいろとイベント目白押しで、今回も凄く楽しい旅行でした。
次回はどこへ行こうかな。

投稿者 桜川 : 2009年05月08日 21:06

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