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2009年11月12日
羽田空港の国際化に関して
地元が成田空港の近くなので色々思う事は有るのですが、
国益の事を考えて羽田空港の国際化には賛成です。
しかし、国際線を何の基準も無しに羽田に持って行くのは反対です。
基準としては、
首都圏に用のある国内・国際近距離ビジネス路線は羽田にする、
その他の国内路線(離島・観光路線・遠距離乗り継ぎ路線)、国際中遠距離路線は成田にする、
という区分けが良いのではないでしょうか。
中・長距離の国際線は、そのフライト時間を考えれば、成田までの移動時間は相対的にコストは少ないはずです。問題は、フライトが3時間以内のアジア路線なので、それを羽田空港に持って行く訳です。
具体的に言えば、北京・上海・韓国・台北便を(現状の)チャーター便ではなく原則羽田の定期便にする、
その分、沖縄離島便・北海道地方便・その他離島便と札幌・那覇便の半分を成田に持って来る
という対応が良いと考えています。
そうすれば遠距離同士・観光主力便・国際中遠距離便は成田、短距離同士・国際短距離ビジネス主力便は羽田という区分けができます。
とにかく、成田の2滑走路だけでは将来的に増大すると思われる国際航空需要に全て対応出来ると思えませんし、
国内線と国際線の乗り継ぎの利便性を考えれば、国内路線を有る程度成田に移すべきだと思います。
東京を通る必要の無い乗り継ぎは今まで通り成田に便を存続させるべきですし、
東京へビジネスで訪れる顧客の多い近距離国際便は羽田に移すのが、国際線を使う顧客にとって良いのではないでしょうか。
未来を見据えて顧客の為に利便性が高く、効率の良い空港運営を望みます。
投稿者 桜川 : 2009年11月12日 01:20
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