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2005年04月18日

EPISODE4:タクシードライバ

(2005年3月沖縄旅行記より抜粋)

タクシーを呼んでもらって、タクシーで那覇新港に向かう。
そして、また大渋滞にはまる。
那覇空港から那覇新港までの道は、那覇の市街地を通っていくため、
これがものすごい渋滞。
金曜の夜というのも有るのだろうが、10分で100~200メートルぐらいしか動いていなかった。
金曜の夜。

気になって運転手に以下の事を聞いてみた。
「そういえば、沖縄の人って飲み会とかって何で行くんですか?
電車とかないですよね。」
車で行くよ。
「え?じゃあ帰りも?」
「もちろん。
まあ、最近は罰金高くなったから、そのおかげでタクシー使う人も多くなったんだけどね。」
大体予期していたけれど、こんなに堂々と言われるとは思わなかった。
そのあと、運転手は、罰金が上がってから警察が力を入れ始めた話、
酒屋で飲んだ高校生が交通事故を起こした事件で、
酒屋の主人が幇助罪として摘発された話とかをしてくれた。
特に酒屋の主人には同情的だった。
新港で予約したときには7時までに乗船待合室に来いと言われていた。
しかし、出港は8時のため、7時半までに着けばいいと考えていた。
運転手にそう告げると、
「このままじゃ、間に合わないな。」
と言う答え。
この渋滞の中で急いでと頼むわけにもいかず、黙って船に間に合わなかった時の対応を考えていると、
市街地へ向かう橋を渡りきったところで、突然左折した。
どうやら、脇道に入ったらしい。
さすが、タクシー運転手だけあって、通る脇道はすいすい。
しかし、ところどころ工事で引っかかる。
そういえば、レンタカーで走っている時から思っていたが、
今日はやたら道路工事が多い。
「3月だからですかね?」
「そうだよ。役所が予算使ってんだ。
全く、掘り返さなくてもいいようなところばっかり掘り返しやがって。」
どうやら、沖縄では、そういう慣習はまだ、残っているらしい。
ともかく、それ以外は、脇道をすいすい。
新港には、7時10分頃に着いた。
窓口では、まだ乗船受付もしている様子。
バスを使うとか、レンタカーで来て乗り捨てるとか、方法は有ったが、
タクシーに乗って良かったと思った。
地元の抜け道を走ってもらえるのは、やっぱり強い。

投稿者 桜川 : 2005年04月18日 23:46

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