2005年07月11日
ホワイト・バンド
自分にわずかな満足しかもたらさないこのお金が
精一杯生きようとしている誰かの幸せのためになるのならば、
自分は、喜んでこのお金を差し出そう。
さきっちょのページで掲載されているのを見て、
ページを見ました。
NGO団体の共同キャンペーンです。
こういうイベントでよく見受けられる批判が、
結局、偽善行為じゃないかというものです。
確かに完全に善意な行為ではないと思います。
自分が本当に善意な行為をせずに
お金でごまかしている。
そういう事もある程度は言えるでしょう。
しかしながら、その募金で本当に善意の行動をする人の
活動を支援する事ができるのです。
本当に善意な行動をする人の活動の活動範囲が広がるわけです。
結局は善な行為と言えるのではないでしょうか?
善意の人を助ける事は必要だと思います。
もう一つ、懸念として上げられるのが、
善意がちゃんと届いているかチェックする事ができているか。
せっかく集めたお金が、本当に必要な人のために使われて
いるのかをほとんどの人は見ていません。
今はインターネットがあって、各NGOの情報にアクセスできるのですから、
募金したからには、具体的にどのように使われたのかをチェックするべきです。
もしかしたら、第三者的にNGOの活動を評価(資金使途が明確である事)する機関
(もちろん、これもNGOですが)が必要なのかもしれません。
こういう慈善団体で怖いのが、独善的な活動に入り込んでしまう事だからです。
良識的なNGOは学識経験者を入れるなど外部の意見を取り入れるようにしていますが、
そのような余裕のある団体は少ないと思うからです。
まあ、うだうだ言うよりも、とりあえず募金して、
活動報告を見てから、色々議論するべきものだと思います。
募金をする事も無しに批判する事は止めましょう。
本サイトは、広告収入の10%を災害等の募金に当てる事にしているので、
その資金を当てたいと思います。
投稿者 桜川 : 2005年07月11日 01:33
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