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2005年07月12日
取り扱い注意
コメントの中で、取り扱いに最も困るのは客観的に正しい事であるという前提で
運営者に反省や行動を迫るものです。
もちろん、きちんとした事実に基づいた意見であれば、それは聴くべき性質のものです。
ですが、事実を100%知っているのは運営者だけである以上、
他人が完全に正しい意見を言う事は、絶対に不可能です。
運営者の事は全て理解していると軽く言ってしまう人や、
そういう事が感じられる言動をする人は、
どう考えても傲慢な人です。
とはいえ、不快に思ったので、それをコメントしたいと言う人はいるでしょう。
そういう人は見なければいいと言う論はありますが、
何らかの理由で目に入ってしまう事は有ります。
でも、ただ不快だ、気分が悪いでは、運営者側もどう対応していいのか分かりません。
何故不快なのかを説明できないというのならば、子供と一緒です。
そういう時は、なぜ不快に思ったのかを深く考えてみる事です。
その理由も含めて不快に思ったというコメントならば、悪い意見とは言えないでしょう。
そういうコメントならば、むしろ削除対象にしてしまってはいけないでしょう。
価値観というのは、人それぞれで、
相手の価値観を知らなければ、意見が食い違ってしまうのはしょうがない事です。
だからと言って、言いたい放題言いっぱなしと言うのは、何か違う気がします。
表立って反論とか返事とかを書かなくても、
自分および自分の文章に対するコメントに目を通さない人間はほとんどいないと思います。
それがブロガーならなおさらです。
相手の立場や主張を最低限汲む事も出来ていない思いやりの無いコメントを見ると、
コメントした人の普段の人間関係も同じようなものなのかなと、
ちょっと悲しくなってしまいます。
運営者として、事実に基づかないコメントや、運営者側に何をして欲しいのか
分からないコメントは、無視・削除せざるを得ないのは、しょうがない事だと思います。
投稿者 桜川 : 2005年07月12日 23:58
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