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2006年07月08日

公開アイディア:ミサイルに対する盾の装備を

北朝鮮が7発目のミサイル発射

これで日本も防衛力の強化が急務になってしまいましたね。
しかし、TMD一辺倒の議論には懸念が有ります。

いくら、技術力が上がったとはいえ、
ミサイルにミサイルをぶつけるのは至難の業です。
現在でも、迎撃の成功確率は約20%という話を聞いています。

そこでアイディアが有るのですが、
ミサイルの軌道上に盾を配備するというのはどうでしょうか?

つまり、盾状の飛行物体をミサイルが落下してくる軌道上に
配置するのです。
落下時に飛行制御をしない限りは、放物線の頂上に来た時点で、
ミサイル落下時の軌道はほぼ決まるはずですから、
あらかじめ発射位置等を掴んで、ある程度の機数を
予想される上空で待機させておけば、軌道に合わせる事は可能と考えます。
(2分有れば1機で半径30Km(時速1000Km想定)カバーできるはず)

その盾を空中で静止させた場合、
突っ込んでくるのは相手のミサイルなので
領空外であっても国際法上の問題にはならないのではないでしょうか?(素人考えですが)

盾状の飛行物体は、無人航空機にするのが適当だと思います。
早期警戒機という名目で導入すれば、運用としても不整合は生じないと思います。
加えて、追尾センサーも装備すれば、より確実に軌道上に合わせる事が出来ます。

しかも攻撃兵器ではないので、
上空に配置する命令は、早期警戒機による偵察命令で良いというのも利点です。

日本は専守防衛という素晴らしい理念を持っているのだから、
攻撃無力化兵器の開発に尽力するべきです。
もちろん、無力化兵器だけで国防が全てまかなえるとは思ってはいませんし、
このアイディアがどこまで有効か分かりませんが、そういう努力をする事は必要だと思います。

ps.
攻撃無力化兵器に関しては色々なアイディアが有ると思うので、
皆さんの意見も聞いてみたいところです。

投稿者 桜川 : 2006年07月08日 01:41

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