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2006年09月13日

皇帝が退位を決断

遂に皇帝が引退を発表しましたね。
(F1の話です。)

1994年に年間総合優勝を獲って以来、
12年間F1の世界を引っ張ってきました。
初めて、年間総合優勝に耀いた1994年、
その年に、シューマッハはセナという目標を
失いました。
シューマッハを初めとする当時の若手の台頭が、
セナにあの事故を引き起こさせてしまったと
言っても過言ではないでしょう。
自分は中学校の頃だったので良く覚えています。
その時から、シューマッハは数々のライバルと
戦ってきました。
F1界が失ってしまったセナという偉大なドライバーの
穴を埋めるかのように。

あまりにも強い勝利への執念が、
他のドライバーやチームとの確執を生む事も有りました。
そして、ファンの間で広まった尊称が”皇帝”。
最近になって皇帝に挑む挑戦者が続々と現れ、
シューマッハも昔の自分の姿を思い出して苦笑していたに
違い有りません。
さながら、現在ポイントリーダーのアロンソは、
皇帝に反旗を翻した将軍というところでしょうか?

退位を表明した皇帝が有終の美を飾るのか、
それとも、戦力充実の将軍が来季を待たずに
帝位を奪い取るのか。
今年も残り後3戦。
皇帝の最後の雄姿をぜひ見届けたいです。

投稿者 桜川 : 2006年09月13日 23:43

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