« 香港旅行記二日目中編 | メイン | 香港旅行記三日目前編 »

2010年04月04日

香港旅行記二日目後編

マカオからの帰り+九龍半島中心街散策。


カジノの別の出口から外へ。
まだ時間の余裕が有ったのでフェリーポートの近くにあるフィッシャーマンズワーフを見て回る。
何を狙っているのだか分からないが、変な構造物がたくさん有った。
ちょっとした遊園地という所だろうか。

少し早めにフェリーポートに到着。
乗船口までの案内は始まっていたので、出境手続きを済ませて乗船口へ。
フェリーポートに着いた時から結構な霧が出ているのは分かっていたが、
乗船口に付くと、かなりの濃い霧。
とてつもなく視界不良だった。

電光掲示にはもちろん、Delayという表示。
まあ、この程度は想定内なので、電子辞書に入れておいた青空文庫の本を見ながら過ごす。
どこかで待ち時間が有る事を想定して持ってきておいて良かった。
そういえば、地元の文化に触れるには、地元の人間の都合に合わせて動く交通機関を
利用するのが良い。
でも、そういう交通機関は定刻通りに運行しない事も多いので、個人旅行はこういう時便利だ。

1時間あまり経ってやっとフェリーが到着。
同じフェリーに乗り込んだのは日本人客が多かった。
多分、ほとんどの人がマカオの日帰り観光だろう。
来る時にエコノミーの席が取れなかったのは、日本人客の予約のせいかなと思う。

フェリーに乗ってからも出航できずに待たされる。
船長が"Please wait about 20minutes"というアナウンスがあり、
30分くらい経って隣のポートに次の時間のらしきフェリーが到着した。
しかし、途中で船長が"Please wait another 20minutes"とアナウンスしたのには笑えた。
しばらくすると少し霧が晴れてきたので出航。
出航してから一時期、太陽が顔を覗かせたが、すぐに霧の中に沈んだ

フェリーは濃い霧の中を進む。
もちろん、スピードは出せないので、加減速しながら進む。
いくら、TURBOJETと言っても霧には弱いらしい
運行中、かなりの回数霧笛を鳴らしていた。
ああ、霧笛ってこういう風に使うんだなという使い方だった。
何回か入った船長のアナウンスは、広東語(?)の後に、英語で話してたのだが、
かなり訛りがきつく(人の事は言えないが)、最後の方になっても
聞き取れるのは20minuteとladys&gentlemanくらいだった。

降りてから、すぐに入境審査に向かうが審査場には結構な列。
途中、何人か職員が入って列が分散したので、思ったより早く出れた。
で、建物を出て、上環駅への行き方に迷う。
迷ったので、警官に英語で道を聞く。
すると警官に、"I don't know japanese."と言われてしまった。
頑張って、広東語の上環"Sheng Wan"の発音をすると、
"Oh Sheng Wan station. Down and go left"と階段を指差しながら返してくれた。
"Very thank you."と返しておいた。

それでもちょっと迷ったが問題無く上環駅へ。始発駅なので、すんなりと乗る。
セントラルでTsuenWanLineに乗り換えて九龍半島の方へ。
時間も遅いので、油麻地"yau ma tei"からネーザンロードを歩く。
そこはメインストリートなので、ほぼ、日本の繁華街と街路の作り方は同じ。
多分、看板だけ日本語に代えれば、日本のどっかの都市と言っても充分通じるだろう。

無印良品とかUNIQLOとかの看板を見ながら、
ネットで調べた、翡翠拉麺小籠包-crystal jade-というラーメン屋に行く。
少しショッピングモール(ハーバーシティ)を彷徨い歩いた後、発見。
坦々麺と小龍包を頼んだ。連れは酢辣坦麺(だったような)。
坦々麺は確かに辛かったし、小龍包は確かにおいしかった。
右隣の席が話しの流れから香港在住らしき日本人だった。
左隣は地元の若者らしき集団だった。
なぜか、関西の綴り-kansai-の話しが途中に挟まったのが聞こえた。
留学に言った事が有るとかいう話でもしてたのだろうか。

勘定の際、二人でお金を払ったので、おつりを持ってきた時に
"thank you"と言ってしまうと、チップと勘違いしたのか、
"thank you"と言って持って行ってしまった。
まあ、3HK$なので、そういう事にしておく事にした。
その後、街を歩いていると、客引きが”ニセモノ有るよ”と日本語で話しかけてきた。
反応するとうるさいので、ここは無視。お土産のビニール袋を持っていたから目を付けられたのだろうか?
隧道(地下道)を通って、チムサチョイの地下鉄の駅へ。
途中の動く歩道は少し日本の物よりスピードが速かったような気がする。

TsuenWanLine-IslandLineを乗り継いで北角の駅へ。
地下鉄に乗りながら、
他の技術・芸術分野では、そのまま真似するのは良いことでは無いとされているけど、
こと公共交通機関に関しては、真似されるのは便利なものだなと、
行き先掲示板を見ながら思った。
北角の駅から、ちょっと見覚えの無い道へ出てしまったが、
King'sRoadだったので、ちょっと歩くと見覚えの有るところへ出た。
帰り道に出店が閉まっている前で昨日と同じくでかいネズミを見た。

投稿者 桜川 : 2010年04月04日 15:49

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://active-space.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/917

コメント

コメント待ってます




保存しますか?