もうそろそろ1月も終わります。
なので、今さらになってしまいますが、年末年始に読んだ本の簡単なレビューでも。
しっかり読みたいと思った本を実家に持ち込んだので3冊とも読み応えのある本でした。
<ビジョナリーカンパニー>
サイバーエイジェントの社長が、起業の前に読んだ本という情報を
掴んだので手に入れた本。
いろんなところで良い評判は聞いていましたが、
本当に共感できる本でした。
平たく言えば、長期に渡って繁栄する企業にとって大切な物は何かを
研究した本。
ですが、これは企業だけではなくて、組織論としても立派に
通用する本だと思います。
アメリカにも、こういう経営論が有るんだなというのが、まず驚きでした。
(というか、日本で喧伝されているアメリカ的経営というのは、
もしかしたら経営者のいいように解釈された物なのかもしれません)
少しでも、経営とか組織運営に携わる人にはぜひ読んでいただきたい本です。
この本を読まないで起業するのは、勿体なさ過ぎます。
<伝える本>
ほとんど面識の無い人に聞いてもいいかなと思わせるためには
何が必要か、という事に特化して書かれた本。
つまり、つかみの技術に特化して書かれた本。
サブタイトルに、受け手を動かす言葉の技術、と書いてあるので、
それに引きずられてちらほら悪いレビューも見受けられます。
(確かに、結論としては、受け手のベネフィットがどこに有るのか
分からない限りは動かせない、となるので。)
しかし、つかみの技術という意味で読めば、とても良書だと思います。
ちょっと反論したい部分はちょこちょこ有るんですけどね(笑
広告制作者の仕事が垣間見られるようで面白かったです。
<表情分析>
表情で読みやすい感情に特化して、どういう表情からどういう感情が
読み取れるのか研究した本。
日頃、こんなに細かいところまで表情を分析することは無いので、
見ていて楽しかったです。
アメリカの研究者らしく、自分の表情が正しいメッセージを
相手に伝えているかという項を設けているのが興味深いところ。
この本は、イラストレーター等絵を描く人が人間の顔を描くときに
凄い役に立つ本ではないかなと思いました。
レビューしたい本は一杯有りますが、最近読んだ本で良かったのは、この3冊なので、
参考までに。
この寒い時期、家で読書をするのにも良い時期ですね。
外は寒いですから。
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