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良い方法は無いものか

今年の夏の電力不足を軽減する為には、冷房の負荷を下げなければいけない。
その為には、冷房効率を上げるためにも都市全体の気温を下げなければいけない。
ならば、計画停電ならぬ計画散水を行えば達成できるのでは?

という観点で色々調べていたのですけれども、残念ながらかなり難しそうです。
散水により、20?30%くらい冷房負荷が下がるのは学者の局地的な実験で実証されているのですが、
問題は、どうやって散水を行うのか、です。

東京都の全体の面積が約2000平方キロメートルですから、
首都圏の中心部の面積も同じくらいと仮定して計算すると、
その全体に1cmの散水をするとして必要な容積は0.02立方キロメートル。
メートルに単位を変えると2000万立方メートル。重さに変えると2000万トンになってしまいます。

高性能消防車でも1時間に放水出来る量は120トンという話ですから、
消防車だけで散水するとなると16万台必要です。
日本全国かき集めてもこんな台数は無いでしょう。
もとより、火事の消火の為に配備されている消防車をそんなにかき集めて良い訳がありません。

冷房負荷が20?30%下がれば、冷房の為の電力量が2000万kw?3000万kwと仮定して、
400万kw?900万kwの電力削減効果が有るのですが、いかんせん方法が。
なんか良い方法無いもんですかね。

とりあえず、今年の夏は花火大会を中止する代わりに昼間に散水イベントでもやって欲しいものです。
今の技術なら40m以上の高さから散水できるわけですから。

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    桜川 明竜
    埼玉県富士見市在住。
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    たくさん抱えているので、本当は乗り始めると止まらない。
    職業はシステムエンジニア兼プログラマ。
    パソコン・音楽・三国志をこよなく愛するが、
    なぜか、法律・心理学・科学技術全般にも詳しい人間。
    趣味として、作曲、小説書きもする。
    突然連休中に一人で島旅に出かけたりもする。
    速読術、速聴を独学で齧った。
    以上のため、様々な分野の本を乱読する。
    夢は、
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このページは、桜川が2011年4月11日 00:39に書いたブログ記事です。

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