3日にアップル主催のWWDC 2014でSwiftという新プログラミング言語が発表されたので、ちょっと言語仕様ページ眺めてました。
一通り眺め終わって感じたのは、
良い意味で(C+)+pythonだな、これは。
ということ。
なぜ、そう思ったのかといえば、C++の骨格を基本にしていながらも、pythonのデータ型と構文を多数取り入れているから。
例えば、以下のデータ型(タプル型と辞書型)はpythonと同じもの。
var shoppingList = ["Eggs", "Milk"]
var airports = ["TYO": "Tokyo", "DUB": "Dublin"]
以下の構文でイテレーションを回せるので、これもpython類似です。
for (index, value) in enumerate(shoppingList) {
println("Item \(index + 1): \(value)")
}
その他にも、pythonの影響を受けてるなと思われる部分が結構有る(例えば関数を戻り値に出来るところ等)のですが、興味の有る方は自身の目で確認してみると面白いはずです。(もし、貴方がプログラミングできる人なら)
クラス、メソッド、関数の作り方としては、C++の煩雑な部分を削ぎ落としてすっきりした感じ。
それらをまとめると、(C+)+pythonだな、これ、というのが感想です。
こうやって色々な遺伝子を取り入れてプログラミング言語ってのは進化していくんだなと感慨深いものが有りました。
C++,python界隈の人は取っ付きやすい言語であることには間違い有りません。
最近開発者数の伸びが鈍ってきていた事に対して良い手を打ってきたな、と思いました。素直に拍手を送ります。
※コードは、アップルのサイトから引用しています。
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