中国漁船の日本のEEZ(排他的経済水域)内での違法操業と、
ロシア漁船の北方領土での操業は、本来日本の資源である物を収奪する行為です。
国として厳重に抗議すべきですし、逸失利益の賠償を請求しても良いはずです。
しかし、それとともに問題なのは、
その中の幾分かは、日本が輸入しているという事ではないでしょうか?
貿易統計(平成21年)上、
中国からの海産物の輸入は年間404,129トン、
ロシアからの海産物の輸入は年間164,723トン、
です。
その中に問題海域の漁獲分が含まれている可能性は高いでしょう。
だとすれば、中国・ロシア産海産物の不買運動を行う事は
抗議の意味合いを持つはずです。
最近の中露の収奪行為に憤る方は、
中国・ロシア産海産物の不買運動を展開するべきではないでしょうか。
国益がきちんと守られる未来のために。
以下に関連資料を挙げておきます。
貿易統計(財務省)
輸入時検査食品衛生法違反事例(厚生労働省)
日中漁業協定(Wikipedia)
PS.
外国から輸入された海産物って、外食産業とか加工食品とかで
使われる分が多いんですよね。
その関連の資料が有ると良いのですが。
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