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サンフランシスコ旅行記
入国1日目(2010年9月23日)後編

サンフランシスコ旅行1日目の後編です。
もっと写真撮ってくれば良かったなと。
IMG_0814s.jpg

<入国1日目(2010年9月23日)後編>

ブックショップを出て、本格的に坂を登る。思っていたより、かなりの急坂。
というか、ずっと坂ではなく段々になっているので、登っていったら平らになって、また坂が有るといった感じ。
だから、どこまで坂が有るのか、登っている最中には分からないようになっていた。
で、ようやく一個目の坂の頂上で、北の方に海が見えた。
そのまま海の方に向かっても良かったのだが、そちら側にはケーブルカーの軌道が見えなかったので、
とりあえずケーブルカーの軌道が見えるところまで西に向かう。
ケーブルカーの軌道と交差したので、そこから北へ。
結構な距離、坂を下って、また登る。
かなり高いところまで来たので風景を撮っておいた

IMG_0817s.jpg
(そういや、写真にも写ってる黄色い道路標識に"HILL"と書いてあったので、
  そんなの言われなくても分かってるとツッコミ入れそうになった)
そこから海岸までは段々になっている下り坂がたくさん。
まるで、スキーのジャンプ台の上からの眺めのようだった。
現地のドライバーも流石に坂の境目ではスピードを落としているようだった。
そのまま下り坂かっ飛ばしたら地面に突き刺さるんだろうかとか、余計な妄想をした。
しかし、驚いたのはアメリカ人の交通マナーがかなり良い事。
信号が少ないというのも有るが、必ず見通しの悪い交差点では一時停止するし、
歩行者にはほとんどと言って良いほど譲ってくれた。
腕に入れ墨が有るような親父さんの運転手が道を譲ってくれるのはちょっと不思議な気がした。

道すがら、カフェで大人同士で激しく議論をする姿が多く目についた。
最初は喧嘩かなんかかと思ってしまったが、俗に言うディベートというのがあんな感じなんだろうか。
繁華街を歩いていると、ホームレスらしき人もところどころで目に付いた。
アメリカのホームレスは、路地裏とかベンチの裏とかあまり目に付かないところに居るのではなくて、
交差点の歩道とかに陣取って恵んでくれとか書いた板を持って堂々と座っている。
そこら辺、本当に文化の違いといったものを感じる。
文化の違いと言えば、ラジカセ担いだノリの良さそうな黒人が歩きながら突然道端で歌いだしたりすると驚いてしまう。
そんなこんなでカルチャーショックを受けてうちにフィッシャーマンズワーフ到着。

フィッシャーマンズワーフ周辺は、本当に普通の観光地。
日本の大きな港町の観光地を少しショッピングセンター化したような感じ。
軒を連ねる店を見ながら、飲み物が無いか探すが、観光地なので、結構高い。
途中の店でペットボトルを売っている店が有ったので、そこで購入。
IMG_0819s.jpg
港の海側を歩いていたら、途中の道に第二次世界大戦で沈んだ潜水艦を
引き上げたものを展示してあった。
日本海軍に沈められた潜水艦を?という英語の説明を読むと、なんか妙な感じだった。
そこから先は行き止まりだったので、引き返す。

昼飯を食べるために出店を物色。
色々出店を探したが、魚介類を一日目から食べる勇気はなかったので、
結局アメリカっぽい物という事でバーガーキングへ。
なんか、来る前に聞いていた通り、何かが足りない味。
というか、肉質がもう日本人向けでは無いのかもしれない。
ここはアメリカだから当たり前なんだけれど。
しかし、ミドルサイズを頼んだはずなのに、結構でかいサイズが出てきた。
ドリンクもでかくてサイズ間違えたんじゃないかと思ったが、
弟も同じサイズだったので、これが普通らしい。
ゴミは分別になっていたので、どうやって捨てるか迷っていたら、
近くのアメリカ人が容赦なく一カ所に全て捨てていた。
というわけで、それを見習って一カ所に捨てる。

途中で看板のMAPを見ると、どうもワーフの左隣に突き出たところがあるっぽいので、
そちらまで歩いていく、と、マップで調べてあった三日月型の部分の付け根に出た。
道ばたに並ぶ路上駐車の車の列を見ながら、突端の方に向かう。
しかし、路上駐車の車を見ていると、どう考えても3ヶ月以上駐車しているだろうという車がちらほら。
アメリカは駐車違反ゾーンってどうなっているんだろうか?
と、歩いてみたはいいが突端まで結構遠い。途中でゴールデンゲートブリッジが見えたので、そこから写真を撮る。
戻る選択肢も有ったが、ここまできたら先まで行ってみようという事になったので、一番先まで行ってみる。
その途中でセグウェイに乗った軍団出現。そういえば観光案内のところでセグウェイレンタルの広告が有ったのを思い出した。
セグウェイ軍団は結構いいスピードで走ってきて、すぐに走り去っていった。突端まで行って返ってきたのだろうか、戻ってきて走り去っていった。
ようやく、突端まで付いて景色を眺める。湾側に突き出ているので回りをぐるっと障害物無しで見渡せた。
アルカトラズ島もゴールデンゲートブリッジも少し遠くに見えた。
IMG_0824s.jpg
満足したので、フィッシャーマンズワーフを出ることにした。
今度はCloumbusAvenueを通って帰る事にしたので、その道を探す。
ある程度探していたら見つかったので、そちらの道へ、とおばさんの車がいきなり赤信号で右折し始めた。
そういえば、アメリカは赤信号でも安全確認して右折可能だというのを思い出す。
しかし、始めて見るとやっぱりびっくりする。

こちらの道は坂道がほとんど無く、進む。最初からこっちの道に来れば良かったのかもしれないけど、
まあ、来る時は高台登って良い景色が見れたので良しとする。
途中からチャイナタウンの有るStocktonストリートへ。途中から、そこは完全に中華街。
なんか、いろんな人の海外旅行記を見てても思うけど、中国人ってのはどこにでも街を作ってしまうらしい。
チャイナタウンが終わった後、トンネルを通って少し歩くとユニオンスクエアの横に出たので、ホテルに戻る。
本当に、こっちの道はほとんど坂がなかった。

荷物を受け取ってチェックインを済ませ、少しホテルでゆっくりしようと思った矢先に弟が寝始める。
しょうがないので、この旅行記を書きながら1、2時間過ごしてから、弟を起こして夕飯の調達に。
日本とは違って、これ以上待っていると店が閉まってしまうのが分かっていたので。
ちなみに現地時間の午後6時半頃、だがサマータイムなのでもう日は充分に暮れていた。
マーケットストリートにショッピングセンターがあるのは分かっていたので、そこに行く。

フードコートで食べても良かったが、弟がホテルでゆっくり食べたいというので食料品の店へ。
鳥丼とか日本食も有ったが、期待していたら裏切られそうだしアメリカらしいものという事で、
2個セットのサンドウィッチ2袋とサラダをいつもスーパーとかで買っているような感覚で買う。
この時点で何か重さに違和感を感じたが、会計をしてホテルへ。
で、ホテルで食べ初めて、その理由に気づいた。
サンドウィッチもサラダもでかい。日本のコンビニの物の2倍以上の大きさだった。
サンドウィッチはどう考えても一人1個(というか薄いけどローストビーフ5段重ねって一体)で充分だし、サラダは4人分はあろうかという大きさ(しかも大量のカニ肉入り)。
次の日の朝も少し食べたが、結局、4分の1くらい捨てる事になった。
とにかく、アメリカは食べ物の量が半端なく多いというのを思いしった。

夕飯を食べ終わった後、弟が明日から合流する友人に連絡。
すぐに連絡がついて、明日の行動を少し確認した。
ヒルトンホテルとは言っても、旅行代理店が探してきた部屋なので、多分安い方の部屋。
風呂、トイレが一緒のスペースなのは良いのだが、その部屋は鍵がかかっていないのがちょっと気になった。
風呂のシャワー・蛇口のノブは手のひら全体で掴んで引き出すタイプ。
そんな水栓は国内では見たこと無いので、最初、ちょっと手間取った。
海外行くといつも混乱するのが、こういう水栓の使い方。
いつも習慣でやっていることだけに、余計戸惑う。
しかもホットとクールの表示が逆のような気が。普通出っ張りの有る方が指し示してるところの温度になるんじゃないだろうか?
やはり、アメリカのシャンプーは髪がごわごわするし、バスタオルは全く柔軟材の気配なし。
多分、自分は日本人でも気にしない方だと思うけど、それでも思うんだから相当だと思う。
それともやっぱり日本人全般が敏感なのだろうか。
あとは、TV番組を少し確認して、疲れていたのでぐっすりと寝た。

で、熟睡していたのだけれど、夜中に何か低い轟音が鳴り響いたので何事かと思って遙か下の道路を見ると、
一般車六台くらいの大きさのかなりごつい道路清掃車らしき車両がホテルの真ん前をゆっくり通っていた。
確かに夜中が一番交通量が少ないから清掃しやすいんだろうけど、ホテルの上階まで聞こえるくらいの音立てるって一体。
アメリカには、防音という考え方は無いんだろうか?

(2日目前編に続く)

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プロフィール

    桜川 明竜
    埼玉県富士見市在住。
    普段、口数少ない方だが、
    くだらないアイディアと天然ボケ気質を
    たくさん抱えているので、本当は乗り始めると止まらない。
    職業はシステムエンジニア兼プログラマ。
    パソコン・音楽・三国志をこよなく愛するが、
    なぜか、法律・心理学・科学技術全般にも詳しい人間。
    趣味として、作曲、小説書きもする。
    突然連休中に一人で島旅に出かけたりもする。
    速読術、速聴を独学で齧った。
    以上のため、様々な分野の本を乱読する。
    夢は、
    社会的にインパクトの有る事業を創る事。
    一流のシステムデザイナーになる事。
    および、メガフロートと有人宇宙船を私有する事(ほぼ不可能ですが)。
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このブログ記事について

このページは、桜川が2010年11月21日 00:20に書いたブログ記事です。

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