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入国3日目(2010年9月25日)後編 »

サンフランシスコ旅行記
入国3日目(2010年9月25日)中編

サンフランシスコ旅行3日目中編です。

IMG_0887s.jpg


<入国3日目(2010年9月25日)中編>

ヨセミテ国立公園に入る道にはそれぞれゲートが有って入園料金を払う事になっている。
なので、入り口でガイドが入園料金を払おうとすると"today is free day."という返答が返ってきた。
無料で入れるキャンペーン日があるらしい。
それに対して、ガイドは、"Oh!I'm lucky"と返していた。
入り口のそばで、木をくりぬいて作った下を車で抜けていくので、ガイドにカメラを渡せと言われて
渡したらきっちり撮ってくれた。
本来はここは、駐停車禁止なんだそうな。

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国立公園内に入ると、さすがに、森の中に入っていく
でも、日本のようにうっそうとした森と言った感じではなく日向の部分の方が多いくらいの、開かれた森といった感じだった。
交通渋滞緩和の為か、メインの道は、センターに向かう側と出て行く側で川を挟んで分かれていて、両方とも一方通行だった
今日ツアー参加者の中にヨセミテ内で泊まる人が居るので、途中でヨセミテビューロッジに寄って
ガイドと代表者がロビーにチェックインに行った。

IMG_0887s.jpg
まず、ヨセミテで絶対に見るべき景色の一つと言われるトンネルビューへ。
さすがに絶景ポイントと言われるだけあって、月並みな言い方になってしまうけど凄い光景。
もちろんだけど、眺望場所にはアメリカ人が一杯。
ガイドの人からエルキャピタンにハートの形が有ると言われてみんなで探す。

しかし広すぎて、森の奥が木だかなんだか判別できない。
たしか、20km先くらいまで眺望があるとかいう話。
遥か遠くの森なんかはもう森と言うか、ただの緑で塗りつぶしたような模様にしか見えない。
そんな奥の方にも10mを超えるような木が並んでいるはずなのだけど。
ツアーのスケジュール上、時間がないのでトンネルビューを後にする
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ブライダルベール滝の観光ポイントへ。
この滝周辺は風が強くて、滝が幾筋にも分かれて流れ落ちるところがベールに似ているからそういうネーミングになったとか。
滝で有名な自然公園なのに、結局、水の流れていた滝はこれだけだったかもしれない
滝の下まで行ってみたい気も有ったが、まあ、日帰りツアーで行くことができるはずはない。
しかし、ヨセミテに入ってから、ずっと両サイドが断崖絶壁なので、段々高さの感覚が無くなってくる。
両サイドとも400m近く有る崖のはずなのだが。

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次はエルキャピタンの方を見せてもらったが、双眼鏡で見ても岩陰だか人だか分からない。
時々、登山途中で休んでいる人とか見えるらしい。
しかし、高低差が700m有るこの岩を登ろうという根性が凄すぎる。
そして、このエルキャピタンの登頂(?)記録を持っているのが日本人の登山チームらしい。
この高さを4時間で登りきるって一体。
ちなみに、一本、一本の木、100m以上の高さがあります。
写真ではわかりにくいですけれど。


IMG_0905s.jpg
遠くにハーフドームが見られる橋の袂で少し駐車して写真を撮ってもらう。
しかし、ハーフドームはなんでこんな削られかたしたのか不思議でしょうがない。
これが全く自然にできた絶壁なわけですからね。
で、ヨセミテの観光案内所になっているヨセミテロッジに到着。
駐車上から歩いていると、公園内遊覧ツアーみたいな車両が走っていた。

ヨセミテロッジ前でツアー付属の弁当が配られて昼食。
とても日本食な鮭弁当だった。
旅行で来た人間には普通の弁当にしか見えなかったがS君にとっては久しぶりの日本食だったらしい
昼飯時なので、近くにいた韓国人らしき団体客の方からキムチの臭いがしてきた
ロッジ内、日本人の観光客も居たし、結構東洋系の人が居た

自由行動時間になったので、ヨセミテ滝に。
遠くから見て枯れていることは分かっていたが、折角ここまで来たので歩いていく。
大体、10分くらいで着いた。
途中、分かれ道が有ったが、人の多く歩いて居る方が滝の方だろうと思ってついていったらその通りだった。
その道すがら、エビフライみたいになっている松ぼっくりを発見した。
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滝の下に着いたが、まあ、思っていた通り、水は全く流れていなかった。
日本でも、水量の少なくなる滝は有るが、ここまでぴたっと止まるとは思ってもいなかった。
事前情報で水量はごく少ないというのは聞いていたが、0でないことを期待していたのだが、甘かった。
水源が雪解け水しかない(乾季にほとんど雨は降らない為)というのは本当らしい。
もう一度来る理由が増えてしまった。
IMG_0913s.jpg

まだ、時間が有るので、少し先まで歩いたら、人間の背の4倍は有ろうかという岩が置いてあった。
これから先は森の中に入っていくし、おみやげを買う時間も取りたかったので、引き返す。
ちなみに、この道は滝の頂上まで続いているけれど高低差もきついし4時間くらいかかるとか。
引き返しながらすれ違う人たちを見ていると、アジア系、黒人、南米系、白人と、本当にいろんな人種の人が
通り過ぎていってさすがアメリカだなと感じる。

ヨセミテロッジに戻って土産物を物色する。
ここは日本の観光地と同じ雰囲気。売っている物の種類まで日本の観光地とほぼ一緒。
なんか、ちょっとがっかりした。
めぼしい物が無かったので、ヨセミテ印の付いたショットグラスを2組買う。
しかし観光地だけ有って結構良い値段。ここら辺は日本と変わらない。

集合時間になったのでガイドの人と合流。
一泊して今日帰りの学生達と合流して、車へ。
学生らしく、話している内容が若いなと車中で思った。
最低気温10度切る場所で吹きっさらしのテント場(?)で泊まったって若いなと。
学生のうちに海外旅行とかしてみたかったもんだ。

エルキャピタンの麓で車を停めて少し眺める。
相変わらず、岩肌に映る影が岩陰だか人影だか分からない。
これかなという黒い点を双眼鏡で最大倍率までするのだがわからない。
途中で登頂を止めたくなったらどうすんのかなとかいう話をしていた。

バレービューに到着。
ガイドの人が一番好きだという景色だそうな。
確かに川を前景として、奥に森、滝と景色が繋がるのはなかなかだった。
(すいません、ちょうどよい写真が撮ってきた中に有りませんでした)

ここからだと、ブライダルベール滝の水しぶきが風に飛ばされているのがよく見えた
ブライダルベール滝の春先に流れただろう跡が黒く見えた
しかし、これだけ暑くても雪解け水なので川の水は冷たい
S君と弟が、車から降りてきたほかのツアー客を見て中国人ツアー客が来たと言っていたら、
ガイドが綺麗な日本語を話し始めた。

公園の入り口に戻ったのでガイドの人が、入る時に貰い損ねたパンフレットをもらってくれた。
公園を出てからは当たり前だけど来た時と同じ光景が続く。
しかし、公園を出るとすぐに木がまばらになる。
日本では、山のすぐ近くまで都市が迫っていない限りそんな光景は見たことが無いので、
なかなか不思議。

S君がアメリカ在住で名古屋出身というところまでガイドと同じなので、また地元の話で盛り上がっていた。
土地勘が無いので地名は分からないけど、結構、面白い話をしていた。
ガイドの人がガイドは副業で、本業はレストランの建築デザイナー、
S君は親が食品関係で働いているので、ちょうどいい接点になったよう。
アメリカ在住の話でも盛り上がっていた。


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プロフィール

    桜川 明竜
    埼玉県富士見市在住。
    普段、口数少ない方だが、
    くだらないアイディアと天然ボケ気質を
    たくさん抱えているので、本当は乗り始めると止まらない。
    職業はシステムエンジニア兼プログラマ。
    パソコン・音楽・三国志をこよなく愛するが、
    なぜか、法律・心理学・科学技術全般にも詳しい人間。
    趣味として、作曲、小説書きもする。
    突然連休中に一人で島旅に出かけたりもする。
    速読術、速聴を独学で齧った。
    以上のため、様々な分野の本を乱読する。
    夢は、
    社会的にインパクトの有る事業を創る事。
    一流のシステムデザイナーになる事。
    および、メガフロートと有人宇宙船を私有する事(ほぼ不可能ですが)。
    だから、夢想家だと言われます。
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このページは、桜川が2010年12月26日 16:17に書いたブログ記事です。

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