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2009年08月26日

VisualDictionary

先日、久しぶりに池袋ジュンク堂本店に行ってきました。
この本屋に行くと、その品揃えのせいか、いつも衝動買いをしてしまうのですが、
今回も衝動買い。

今回のセレクトはこいつ
VisualDictionary。まあ、図鑑です。

前々から気になっていて、その大きさ(確か重量2kgくらい)故に躊躇していたのですが、
今回、ついに買ってきました。

開いてみれば、”なるほど英語ではこう言うのか”って発見がたくさんあって楽しいです。
やっぱり、字面だけではなくてイメージ絵が有ると理解が速いです。

で、各社どんなVisualDictionary出してるんだろうと、ネットを調べていると、
オンライン版の存在が・・・・。
うーん。これで良かったような気も・・・。

投稿者 桜川 : 23:32 | コメント (0) | トラックバック

2009年08月24日

一般論として

宗教勢力が世俗権力を握るとどうなるかは、極端な例である魔女狩りを引き合いに出さなくても明らか。

大体、宗教は心の問題であるのに、世俗権力を握りたがる宗教なんて自分は信用できない。

信仰とか信条とか価値観とかいうものは、提示するものであって権威を振りかざすものじゃない。

個々人の幸せの形なんて、権力や権威が決めて良いものじゃないのだから。

PS.
これ以上書くと公選法に触れそうなので止めときます。

投稿者 桜川 : 00:40 | コメント (0) | トラックバック

2009年08月19日

皆既日食旅行記 in China 4日目後編~帰国

やっと帰ってこれました。


飛行機の欠航など経験した事が無いので、どうなる事やらと思っていたら、とりあえず構内バスが待っていて乗れとの事。
とにかく、ターミナルビルまで戻された。
完全に帰国便だったので、人数必要ないと踏んでいたらしく、いろんなところから返ってきた100人ぐらいのツアー客が居るのにガイドは一人。
勿論、ガイドは最後まで残る必要がある為、これ以降結構困る事が多かった。

搭乗口に戻って、通路を狭めているところで、再搭乗券みたいなものを渡された。
現地の航空会社の係員が、進め、進めという仕草をするので、ガイド待たなくても良いのかなと思いつつ、進む。
セキュリティチェックの通路が一列空けてあって逆戻り。
セキュリティゲートの電源を落としていなかったみたいで、人が近づく度に警報音がうるさく鳴っていた。

セキュリティゲートの先で、何やら航空会社の職員が説明してる(多分、中英日)のだが、遠すぎて全く聞こえず。
そのうちに止まっていた集団が動き出して、何やら、空港の職員にパスポートを見せているのが見えた。
どうやら、出国の取り消しの手続きしているんだなと分かり、どんなスタンプ押すんだろうとちょっと楽しみにしていたら、押されたのはシンプルに、"canceled"というスタンプを重ね押ししただけ。

取り消しの手続きが終わったところのロビーで、他のツアー会社の人達は集まって何やら説明を受けていた。そして、どんどんどこかへ歩いていく。
ガイドが居ないので動く訳にも行かず、待っていると、かなりの時間が経ってから、ガイドが追いついた。
ガイドの説明では、ホテルは航空会社が用意してくれるとの事。
もしかして、空港内に一泊か、とも想定していたので、少し安心した。

説明によると、航空会社が手配したバスに乗ってホテルまで行くとの事。指定された場所まで行くとバスが待っていた。
ガイドが乗れ乗れというので乗ったが、”ちょっと待て、この後の手続きどうするのか何も聞いてないぞ”と気がかりになりながらもバスは出発。
ガイドは、最後の人まで待たなければ行けないので空港に残る。

北京空港は、かなり郊外にあるので、ホテルまで高速道路を30分以上走った。で、かなり立派なホテルに到着。
後でフロントを見たら、四つ星が有ったので、四つ星ホテルという事らしい。内装もそれなりに豪華。
着いたのは良いのだが、それ以上の詳しい指示は受けていないのでここで待ちぼうけ。
てっきり、後続のバスで来るかと思っていたのだが、全然到着せず。
もしかして、他のホテルに分散したのか?という懸念も有ったので、国際電話対応の携帯を持っている人に代表で電話して貰う。
ホテルの案内図に100室くらいしか部屋がないのも気になった。
ガイドの返答としては、バスを待っていて相当遅れるから先にチェックインして良いとの事。どうやら、さっきの2台のバスが折り返し空港から残りの客を連れてくるらしい。

って、片道30分くらいかかったのだから、次の人達が来るまで1時間かかるって事か?と思いつつ、
指示されたとおりフロントでチェックインしようとすると、パスポートと搭乗券を見せろと英語で言うので、みんな用意して列に並ぶ。
で、自分の番が回ってきた時に、"double only"というので、なんの事かと思ったが、2人部屋って事かと思い当たり、"Two people?"と拙い英語で言うと、"Yes."と答えが返ってきた。
残ってたツアー客に”2人一組で入ってくれという事らしいです。”と告げて、自分は一緒に来ていた一人旅の人と同室する事にした。

チェックインを済ませてしばらくロビーにいると、食堂に行けば航空会社の負担で夕食が食べられるという情報を他のツアー客の人が持ってきてくれた。
夕食をどうするか考えていたところだったので、ちょうど良かった。
食堂に行くと、今日食べた朝食と同じような物が出てきた。まあ、ホテル側からしてみれば突然の来客だったのだから仕方がない。
こんな夜中に食べられただけでもOKだろう。
夕食を食べ終わるとちょうど折り返してきたバスが到着して第2陣が入ってきた。

着いた人達もあまりガイドに説明を聞いてなくて戸惑っているようだったので、チェックインの話と食事提供の話をして、自分は部屋へ。
行ったのだが、電気が付かないのでフロントに言いに行く。で、何とか伝わったらしく、係員を呼んでくれるとの事。
部屋まで行って、カードを差し込んでしばらく経つと、なんと電気がつく。なんか、カードの差し込み方の入れ間違いか何かで電気がついてなかったみたい。
部屋に来た係員にsorryと言って一件落着。
4つ星ホテルなので設備も色々揃っていたが、明日5時半集合という話なのでそのまま眠りに付いた。

-----5日目-----

集合時間5時半と聞いていたので、5時ちょっと過ぎくらいにロビーに行ったらぱらぱらとしか人が集まっていなかった。
聞いてみると、6時と聞いた人もいるらしい。
全くいい加減だなと思いつつ、バスが来たので乗り込む。
バスの車内には、運転手の趣味なのかテクノ・ダンス系の音楽が流れていた。
”朝っぱらから、それはどうよ”と思っていたら、やっぱりうるさかった人は多かったらしく、誰かが消しに行った。

人が集まらないので、結局6時過ぎになってから出発した。
高速を走っている時はちょうど日の出の時間できれいな朝焼けが見えた。
この太陽が二日前欠けたんだよなと思いつつ眺めていた。
まもなく空港に到着。ターミナルの看板で、台湾はともかく香港・マカオまで国際線ターミナルなのにちょっと驚いた。
イギリス・ポルトガル国籍に人が多いからだろうか?

昨日の便名はCA421だったのだが、今日はCA421Dに変更されていた。多分、今日正式な時間で出発する便名と区別する為だろう。
DはやっぱりDelayの略だろうか?
その後、チェックインカウンターが変更になったり、オリンピック歴代会長と再対面したり、昨日と搭乗口が全然別方向なので迷ったりと有ったが、とにかく普通に搭乗口に到着。
今日は、バスではなくターミナルビルからタラップで直に搭乗。左隣のうるさかった人は他の便に変えたのか、乗ってこなかった。
機内では英字新聞を貰って読んでいた。天気も晴れてるし大丈夫だよなと思う必要も無く無事に離陸。
3時間ほどで成田に到着した。

後は、普通に入国審査を受けて、荷物を受け取って税関を抜けて帰国完了。
新型インフルエンザに関しては注意喚起の紙を貰っただけだった。
日食ツアーという事で、いろんな機材をでかいトランクで持っていた人も多かったので、そういう人は税関で調べられたらしい。

とにかく、紆余曲折は多かったけれど無事帰国。
ツアー会社の対応にかなりの不備が有ったりトラブルに巻き込まれたりしましたが、皆既日食はほぼ完全に見られたし、トラブルも良い経験になったし、今となっては楽しい思い出ばかりの良い旅でした。
2012年11月14日にオーストラリア、2017年8月21日にアメリカで皆既日食なので、どっちかには、どうにかして行きたいなと、今から思ってます。
最後に、旅行で一緒になった皆様、お疲れさまでした、そして、色々ありがとうございました。

投稿者 桜川 : 21:37 | コメント (0) | トラックバック

2009年08月17日

皆既日食旅行記 in China 4日目前編

4日目、帰国予定日。
色々有った旅も今日で終わりだな、と思いきや・・・


朝、目が覚めて、今日で帰国かと思いながら外の景色を眺めた。
前に海外行った時もそうだったけど、3日すぎた辺りから、段々と周りの風景に違和感を感じなくなってくるから人間って不思議なもの。
現地の朝のニュースで昨日の日食の話を扱っていた。どこかの天文台での観測映像を流していたけれど、やっぱり上海は雨だったらしい。

まだ、集合時間まで2時間以上有ったので朝食の前にコンビニに出かけて、お土産になりそうな物を物色。
危ない食品は買えないので、結局上海グリコと中国明治製菓の商品を買い集めた。
まあ、その後空港で買った菓子は怪しい味がしたし、これはこれで良かったんじゃないかと。
一箱5元(=75円)前後なので、結構な量まとめ買いした。

朝食を食べて、荷物をまとめて集合。この時点で現地通貨の残額は60元くらい。
後は空港でなんか買って帰るだけだなと気楽な感じで、観光バスに乗り込んだ。
観光バスで待っている間、街を眺めていたが、ちょうどラッシュアワーなので、人も車も慌ただしい。
というか、交差点に入る時は、クラクションならすのが当たり前くらいに鳴り響いていた。

まあ、歩いている人も道路の真ん中で路線バス止めたり、歩行者信号が赤なのに一人歩き始めたらぞろぞろ歩き始めるとかやりたい放題。
ガイドが中国の交通ルールは勇気優先って言っていたけど冗談じゃないんだなと。
その後、別のホテルに泊まっているツアー客を拾いに行ったのだけれど、そのホテルと隣のホテルに”クラクション鳴らすな”看板が有ったのにはちょっと笑えた。

そのまま何事も無く高架道路を通って虹橋空港へ。さすがに空港構内らしく、タクシープールにはタクシーが50台くらい以上溜まっていた。
で、カウンターへ行ったら、大混雑。元々古い国内空港だとは聞いていたが、ここまで狭いとは思わなかった。
チェックインカウンターの広さで言えば、石垣島空港くらいかもしれない。
と思うほどのところに500人以上の客が順番待ちしているのだから、混雑しない訳はない。

しかも、中国人は混雑に慣れているらしく、バシバシ体を当てながら列の中を通り抜けていく。
さすが人口10億人の国だ、と半ば感心しつつ、チェックイン終了。すぐにセキュリティチェックを受けて、チェック後のエリアの店舗を彷徨った。
途中の書店で昨日の日食をトップに持ってきていた新聞が有ったので、2部ほど買う。値段は一部1元(=15元)。安いので結構みんな買っていた。
で、指定された搭乗口まで行く。とガイドの人が居て、他の搭乗口に回れという。搭乗口が変更になったらしい。
指定された搭乗口は、通路の逆の端当たり。一体どういうトラブルがあったんだろうか?

変更された搭乗口のそばに売店があったので、お土産を物色。
土産物屋で英語でPEANUT CAKEとALMOND CAKEと添え書きしてあった12個入りパックの物が有ったのでついでに購入する。
この商品は後々自宅に帰ってから、ただ落花生とアーモンドの粉を軽く固めただけのものという事が判明する。まずくはないのだが、うーんという味。
(というより、どこがCAKEだよ、と突っ込みたくなった。)
そのうちに搭乗が始まったので、搭乗の列に並ぶ。
並んでいる間に空港のテレビでコミカルな子豚のキャラが出てくる新型インフルエンザの宣伝をやっていた。有る意味、ちょっとシュールな宣伝だった。

搭乗すると、近くにガイドが座っていたので色々話を聞いた。
ガイドによると、中国の国内線でこれだけの大型機(確か2-4-2の8列)が飛ぶのは珍しいとの事。
チェックインの時にJTBとHISの旗をちらっと見たし、やっぱ日食ツアーでこっち来ていた日本人が多かったのかなと思う。
それと共に、中国人も上海以外から結構日食を見に来ていたのかもしれないと思った。

そう言えば、日本人なんですか?とガイド(男)に聞いている失礼な人が居たので、ちょっと耳を傾けていると、中学・高校くらいの時に中国に住んでいた帰国子女という事らしい。
なるほど、それで見た目中国人ぽいのにやたら腰が低いんだなと、ガイドさんには悪いが妙に納得してしまった。

飛行機は北京の方向へ飛んでいく。北京は上海の北北西なので、地理的には日本から離れる方向になる。
帰国する為にわざわざ遠くへ行く事になる。
そう言えば、隣の席のイヤホンジャックが壊れていた。最初はヘッドフォンの故障かと思って自分のを差し込んでみたが聞こえ無かった。
自分の席は聞けたので申し訳なかったが、中国の伝統音楽(だと思う)チャンネルを聞きながら、少し眠りについた。

気づいた時には、もう北京まで30分くらいだというアナウンス。窓の外を見たら水の色が灰色に見えるでかい川が遙か雲の下に横たわっていた。
今考えると、あれが黄河だったのだろうか。
まもなく、北京市の城壁みたいな光景を横目に北京空港に到着。中国の国内線だから、着陸が荒っぽくないか心配していたけれど、そうでも無かった。

着いてからすぐに荷物のピックアップをして、一応ガイドが人数確認してロビーへ。こちらの空港は首都国際空港だけあって、かなり広い空港。
現地時間の午後3時頃で、まだ成田便の搭乗まで2時間以上有ったが、チェックインカウンターでチェックイン。
案内図が有ったので見てみると、3滑走路、3ターミナルの巨大空港。

そういえば、成田空港も最初の構想では4滑走路だったと聞いた事があるなと思いつつ、
まあ、お土産も充分買ってあるし、する事も無いので早めにセキュリティチェック受けようと考え、搭乗口の案内に従って進んでいく。
と、途中で蝋人形が勢揃い。
何かと思って見ていると、歴代のオリンピック委員会の会長らしい。多分、北京オリンピックの時に設置してからそのままなのだろう。

搭乗口までずいぶん歩かされるなと思ったら、なんと国際線ターミナルへの構内列車の駅が出現。2,3分待って列車が到着したので乗って国際線ターミナルへ。
5,6分程時間がかかったので、直前に来る人大丈夫なのかなと思いながら、出国審査とセキュリティチェックを受ける。
セキュリティチェックの後は、搭乗口へ向かいながら途中の店とか散策していたが、買いたくなるような物は無し。

で、搭乗口に向かったのだが、果てしなく遠い。よく見ると、ターミナルの端まで、歩いて7分とか書いてあった。しかも、動く歩道は全く無し。
チェックインカウンターからここまでゆうに30分以上はかかっている。直前に来る人大丈夫だろうかとあらためて心配になる。
搭乗時間までは、30分以上有るので、待合い席でなんだかんだいって面白い旅だったな、皆既日食もしっかりと見れたし、とか、旅の記憶をたぐりながらぼうっと過ごす。
ちょうど搭乗口の近辺に自動販売機が有ったので、残っている10元札を入れる。
が、ぼろぼろの10元札では認識してくれないらしく、何回も突っ返される。ガイドさんが気づいて他の10元札に交換してくれたら、今度はすんなりと通った。
これで、もう所持金の中に札は無し。帰国してから両替をするのは結構めんどくさいので使い切れて良かった。

隣の搭乗口は、名古屋行きの便だったので、搭乗が始まったらしく、アナウンスをしていた。
それから20分ほど経って、係員が”名古屋、名古屋”と中国訛りっぽく叫び始めた。正直言うと最初何言ってるんだか分からなかった。
どうやら、出発時刻が迫っているのにまだ来ていない人が居るらしい。
その時には、もう空が暗くなっていたのだが、夕方になったからだろうと、ほとんど気にも止めなかった。
成田便の方も搭乗時間になったので、一階の搭乗口まで行く。が、搭乗は始まっていなくて、係員が慌ただしく連絡を取っていた。電光掲示板の搭乗時刻も消えていた。
ガイドの言う事には、どうやら雷が発生していて、それを避けるらしい。

そのうちに空が相当暗くなってきて激しい夕立が降ってきた。雷の音もフロアまで聞こえてきた。
名古屋便の方も搭乗中断になったらしく、フロアには結構な人が居た。
そのまま、30分ぐらい集中豪雨が続いたので、ガイドがフライトが遅れるのかと係員に確認にいったら、”当たり前でしょ”とつっけんどんに返されたと言っていた。

1時間程経ってやっと雨も収まってきたが、その間全部の便の離陸が止まっていたらしく、また、しばらく待ってからの搭乗になった。
搭乗口からは、バスで飛行機まで移動。
飛行機のタラップには人が結構並んでいて、雨もまだ降っていたので、バスから降りるタイミングを見計らっていると、”お前ら早く降りろよ”というような表情で運転手に睨まれた。

席の方は、席がもう無かったからかどうなのか、ビジネスクラスの席。しかし、両隣とも中国人らしき人。
ビジネスクラスの3/4以上中国人でしかも中国語で遠くの席と話あったりするので、なんか肩身が狭かった。
しかも、左隣の人が携帯電話でビジネス関係の電話が入るのか、ひっきり無しに話しているし、右隣の人は携帯でメールを送受信していた。
そのうちに、乗務員が気づいて注意したが、その人は、”まだ離陸しないんだから良いだろ”みたいな事を英語で言っていた。
確かに、離陸まで相当待つだろうし、それはそうかもしれないと思った。しかし、英語で話すとは。
もしかしたら、左隣の人は香港人だったのかもしれない。

で、待っていたのだが、一向に動き出す気配無し。そのまま1時間も経つと、さすがに乗客全体のイライラが募っている雰囲気がした。
しかし、中国語で悪態を付いてるのは言葉が分からないだけにちょっと怖かった。
で、そのまま待つ。完全に空は晴れて夕焼けから夜に入っていた。だが、動かずさらに1時間くらい経つ。
一体、成田に着くのは何時になるのだろうと思っていたら、中国語のアナウンスが流れた。瞬間、中国人の乗客が笑い出した。

一体、何が起こったのかと思い、隣の人に
"What?"と聞いたら、
"This flight is canceled."と返ってきた。
思わず、"cancel!?"と大きな声を上げてしまった。

最後に、日本語でアナウンスが有って、飛行時間は3時間かかり、このままでは成田空港の運用時間内の夜11時までに着けないから欠航との事。
成田空港が24時間空港で無いのをこんなところで感じるとは思わなかった。
すいません。まだ、旅は続きます。

投稿者 桜川 : 23:55 | コメント (0) | トラックバック

2009年08月16日

皆既日食旅行記 in China 3日目後編

3日目後半です。
日食が終わってもイベントは続きます。

上海到着。
多数の人は雑伎団を見るので、雑伎団の建物の前に到着。
ガイドは自由行動組を置いてさっさと行ってしまいそうになったので、急いでメモ帳を出して住所を書いて貰う。
と、よく考えたら、この雑伎団のパンフレットを貰えばいい事に気づいてそれを言ったら、人数分パンフレットも持ってきてくれた。
で、自由行動へ。
自分としては歩いて中山公園まで行ってくるつもりだった。
が、周りの人にどこへ行くのか聞いていたら、ワイタン・南京東路まで行って買い物をするというおじいさんと娘らしき二人連れが居たので、一緒について行く事にした。
おじいさんは、昔上海に一回来た事があるという事で詳しそうだった。

そこの道でタクシーを拾おうとするのだが、なかなか捕まらず。結局、大きな通りまで出る事になった。
大きな通りに出て手を挙げてもタクシーは止まらず。そのうちに、現地の人に中国語で話しかけられる。
手振りからすると、”あっちだ”と言っているようなので、どうやらタクシーが止まってはいけないゾーンのよう。
それで交差点から少し離れたところで、手を挙げるが止まらず。
困っていると、一緒に歩いていたおじいさんが、交番か警備員室みたいなところに詰めて居る人達に中国語で話しかけ始めていた。
どうやら、タクシーを呼びたいと言っているらしいのだが、通じてないらしい。
と、おじいさんはタクシーの中国語を書き始めたら、理解してくれたらしく、タクシーを止めてくれた。
おじいさんがワイタンと言ったら、タクシーの運転手は没有(メイヨウ=無い)~と言っていたので、何の事かと思っていたら、おじいさんは聞き取れたらしく、上海友誼商城が無くなっていると教えてくれた。

まあ、それでもワイタンは一度行ってみたいし、南京東路に商店は有るだろうからと思って、なんか、運転手がごちゃごちゃ言ってるのに、知道了(チータオラ=わかりました)と言ってしまった。
それを言ったら、運転手は分かったよと言う感じで車を動かし始めた。
すぐに高架道路に入ったが結構な渋滞。
そういえば、この時間帯、もしかしてラッシュアワーだったのかと思いながら、ちょっと焦っていると、道が流れ始めてなんとかワイタンに到着。
着いた時点で、もう20分以上経過。(自由行動時間は1時間半)

しかも、そこかしこ工事中。おじいさんも7,8年前に来た時とは全く違うと言っていた。
とにかく、一度来た事ある人からしてそう言う状態なので、3年前の地図では全く太刀打ちできず。
道路の名称も変わっているし、ほとんど位置が特定できずに迷いまくってしまった。
歩いている道の名称が持っている地図には載っていないというのが、とにかく致命的だった。
途中から夕立のような雨が降ってきたので余計状況が悪くなり、結局南京東路の入り口に着いた時には集合時間まで30分を切っていた。

南京東路に着いてから何もしていないのだが、しょうがないので、帰りのタクシーを止めようとした。
しかし、雨が降ってきたので現地の人がタクシーに乗るらしく、全く空きタクシーが来ず。
確かにさっきあれだけ走って20元(=300円)なんだから、現地の人でもタクシー使いたくなるよなと思いつつ、歩きながらタクシーを捕まえる事に。だが全然捕まらず。

そのうちに南京東路の途中に地下鉄が有るとガイドブックに書いてあったのを思い出したので、地下鉄の有るだろう場所まで歩く。
と、地鉄(中国では地下鉄の事をこう呼ぶ)のマークが有ったので構内へ入る。
当たり前だけど、構内は土砂降りの外とは違って至って静か。
券売機の使い方は旅行に来る前に事前に調べてあったので、駅の名前もすぐ分かった。
3人分買うのはどこかなと探していると、さっきから日本語で話しているのが聞こえたのか、
現地の人が、”ここ押せば3人分買えますよ”と日本語で教えてくれた。

3人分で9元(=135円)たった4駅(2kmくらい)だけど、やっぱり物価の違いというものを感じる。
南京東路駅のプラットホームにたどり着いた時、集合時間に指定された時間までは、この時点で後5分。
静安寺の駅に着いてからは、ガイドブックを頼りに道を進む。
ワイタンと同じように迷ったらまずいなと心配していたが、こちらは通りの名前もすぐに見つかったし、雑伎団の建物が有る通りもすぐに見つかった。
しかし、通りに入った時点で雑伎団のショーの終了時刻も過ぎていた。

で、早足で急ぐ。らしき建物を見かけたので近づいてみるが人影無し。
まさか、置いてかれたか。と思ったが、すぐ横を見慣れた観光バスが走っていった。
それで隣の敷地で有る事に気づいて、急いでそちらの方へ。何とか1号車は待っていてくれた。

集合時間に完全に遅れているので、ガイドの人およびツアーのみんなに平謝り。
まさか、ここまで遅れるとは思っていなかった。
やはり、個人行動はよっぽど余裕持って行動しないと駄目だと思い知った。
話を聞いてみると雑伎団の建物出てから10分も経っていないという事だったので少し安心した。
これだけ夕立に降られるんだったら、大人しく雑伎団見ておくべきだったなと思いつつ。
しかし、街を彷徨ったり地下鉄に乗ったり、まあ良い勉強になった。

雑伎団の建物を出発して、今日の夕食のレストランへ。
今日は、結構広い建物で色んな料理屋が集まっているフードコートみたいなところだった。
ここの料理は結構辛くて、子供は敬遠してたような。
天文台で働いている人と同席になって、色々な話を聞いた。
色んなところから伝わってきた話によると、上海は日食当日、雨だったという話。
本当に運が良かったんだなとあらためて実感する。

夕食が終わった後、ガイドがショッピングセンター連れて行くと言っていたので付いていったが、延々と10分~15分くらい歩かされる。
で、付いた先が、芸術~~という建物。何がショッピングセンター??と思いながら、入らされるので館内に入る。
で、中に入ると、係員が彫刻の素晴らしさを語り始める。それも終わって一通り館内を眺めると今度は2階へ行けと言う。
2階も同じような感じなのかなと思っていると、そこは全フロアお土産物屋。
あ、なるほど、ショッピングセンターね。となんか苦笑してしまった。
中国のお土産物屋は値下げ交渉前提で値段が書いてあるので、原価の3,4倍は当たり前のように吹っかけてあると聞いたけれど、正にその通り。
なんか、ドラクエ3のアッサラームの街を思い出してしまった。(年がばれるな(笑))
先日のコンビニと今日のサービスエリアで、大体の市価を押さえていたし、事前にインターネットで中国の物価は下調べしてあるので、全く手を出す気にはならなかった。
そう言えば、この店でどれくらいの人が言い値で買い物をしたのだろうか。

しばらく歩き回っていたが、買う物も無いので、一階に降りて店の前に来ていたバスに戻った。が、なかなか、店の中から全員戻ってこない。
多分、ガイドが声掛けるの待っているんだろうなと思いつつ、先にバスに戻ってきていた人達と雑談。
まあ、ガイドの旅行会社もリベート貰ってるだろうし、そう簡単に撤収する事なんて無いだろうなと。
30分以上経ってようやく全員戻ってきた。

で、一日目と同じホテルに到着。同じような手順でガイドが鍵を持ってきてロビーへ。
後で一人旅同士で部屋に集まって画像交換する約束をしていたので、集まる時間を決めて、部屋に入った。
さっと風呂を浴びてと思って風呂を見たら、ただのガラス張りのシャワー室。
ああ、昨日一部の人が言っていたのはこの事だったかと思いつつ、まあ気にならないので普通に使った。
お湯側に回すとすぐに熱湯、水側に回すとすぐに水になるのは手こずったが。
なんか、一昨日も今日も人によって部屋のクラスが違ったらしい。

シャワーも浴びたので、集まると言っていた部屋へ。
行ってみると、その部屋の人はもう準備を始めていたが、他の人は来ていなかった。
フリーのインターネットが使えるホテルだったので、しばらくネットを見て過ごす。
ネットの情報を見ると、奄美・トカラも全滅だった様子。国内では硫黄島の動画のみがアップされていた。

しばらくすると、みんな集まってきて一つのパソコンにデータを集めようという事になった。
なんか、自分はコンパクトカメラなのがちょっと申し訳ないなと。
多分、他人が撮っていないであろう、皆既日食中の辺りの風景を撮った動画を提供。
デジカメ上で動画を見る方法を忘れていたので、ちゃんと取れているか心配だったが、結構きちんと撮れていた。
あんまり解像度は良くないけど、案の定周りの景色を写す事まで気が回っていた人はいなかったらしい。
感度が追いつかなくて、かなり真っ暗に映ってしまったのもまあご愛敬か。
解像度が最高解像度でないのを後で悔やんだ。

しかし、色んな人の動画・写真を見たけれど、やはり見た時の感動が蘇る。
皆既日食を最初から最後まで動画で撮っていた人がいて、再生して見ていたけれども、皆既日食の6分間って、こんなに長かったっけという感じがした。
実際の現場で見ていた時は、もう終わってしまうのかという感じだったのだけれど。
その後、天文関係やら写真関係やらの色々な話。
デジカメのソフト部分を仕事でやっていた事があるし、天文関係も昔から興味があったから、何とか付いていく事が出来た。

この集めた動画・写真集については先日DVDで送ってもらった。(ありがとうございます)
写真が趣味の人が多かっただけあって力作揃い。
自分は、コンパクトカメラのみの装備だったのでありがたすぎる。
本当に何というか良い輪の中に入れて良かったと思った。
自分の部屋に戻ったのは、現地時間で1時過ぎ。
今日一日、本当に記憶に残る一日だったなと、心地良い疲労感を感じながら眠りについた。

投稿者 桜川 : 11:18 | コメント (0) | トラックバック

2009年08月13日

皆既日食旅行記 in China 3日目前編

遂に怒濤の3日目突入。
なんか、今回の旅のほとんどの主要イベントがこの日に集まってました。

気がはやっていたらしく、朝日が出てくる前の薄明かりの時に目が覚めた。テレビを見ながら少し時間を潰すと、段々と空が曇っているのが明らかになった。
当日の天気は曇りのち雨と聞いていたけれど、実際にこの空を見てしまうと気分が優れない。そのうちに朝食の時間になったのでホテル内のレストランへ。
途中廊下の窓から見たら、ホテルの裏の広い駐車場にバスが100台近く止まっていた。昨日、バスターミナルらしいと予測したのはどうやら当たっていた。

レストランに着くと、結構な人数が揃っていて開くのを待っていた。そのまま待っていると、すぐに扉が開いてぞろぞろと入っていった。
昼飯もまた中華料理な訳なので、軽くつまんで席に座った。2,3人と話をしたけれども、やっぱり、こんなに曇るとはという話。
ちょっとでも雲間に見れると良いなくらいだった。もう、集合時間遅れても良いでしょとか言ってる人もいた。

食べ終わってから荷物をまとめてすぐにチェックアウト。待っていた観光バスに乗り込む。
で、車内も何となく諦めムード。そんな雰囲気を察したのか察していないのか、ガイドは現地の観光情報などで空気を流す。
と、20分も経たないうちに、観測場所の公園へ到着した。

まだ、朝早いので、日食も始まっていないのだが、写真家組は早々と観測キットを組み立て始める。
角度計が有るらしく太陽があるはずの方向に向かって、レンズを向け始めた。
まだ雲は空を覆っていたが、西側の方が何となく雲が薄いのは分かった。そのうちに、雲が流れ始めて、雲の向こうに太陽があるのは分かるようになってきた。
そして、雲の切れ間から太陽が顔を覗かせた時にはどこからと無く歓声が上がった。しかし、切れ間は切れ間なのですぐに雲に隠れた。

その後も、雲に隠れたり、出てきたり、なかなか思わせぶりな展開。
薄めの雲がかかる時には天然のフィルターになって肉眼でも欠けてるのが見えてそれはそれで良かったのだが、写真取る人は、光量が劇的に変化するので、露出の調整とかフィルターの変更とか大変だったみたい。
近くにいたおじさんは、5回くらい皆既日食を見ているらしく、写真は撮らないと言って、望遠鏡にフィルターを付けてみんなに公開していた。
で、その話が伝わったらしく、いろんな人が望遠鏡をのぞきに来ていた。イタリア人とかコロンビア人まで。
ちなみにその人から色んな光量に合わせたフィルターを貰った。このフィルターが何段階かの光量に合わせて作ってあって結構良かった。感謝してます
そのうちに、昨日のイギリス人の人が売店からビールを買ってきてプレゼントしてくれた。
現地の警察官とか、料理屋のコックも仕事そっちのけで公園に集まってきていた。

西の方に凄く雲が薄くなっている部分が出来ていて、あそこで皆既日食になるといいなと誰と無く言っていたら、皆既日食の時間が近づいてきた。
心なしか風が涼しくなってきて、辺りも夕暮れのようになり始めた。フィルターを通してみる太陽はもう三日月よりも細くなっている。
もう予定時間まで2分もないので、カメラを動画モードにして太陽に向ける。そして、ほとんど雲がない状態でダイヤモンドリングに突入した。

ダイヤモンドリングに突入してから数秒で完全な皆既日食へ。辺りもその数秒間で一気に暗くなった。
ほんの数秒間で、これだけ風景が激変する事なんて経験した事は無かったので、思わず、”すげえ、すげえ”と、声を上げてしまった。
旅行に来る前に、2年前の皆既日食のネットでの中継動画を見た時には、なんでそんなに騒いでるんだよと思ったが、現地に来て、皆既日食に立ち会って、その気持ちが凄く良く分かった。

皆既日食が始まってから、事前に言われていたとおり、辺りは日没30分後の暗さ。
さっきまでの太陽が出ていた時の明るさに目が慣れていたからそれ以上に暗く思えた。
カメラの動画モードで辺りも撮ったのだが、感度が全く追いつかず、ほとんど真っ暗にしか取れなかった。(後で動画上げます)
気温も太陽が完全に出ていた時から体感温度で4,5度は下がっている。時折吹く風が心地良かった。

辺りは、皆既日食を撮るカメラのフラッシュがちらほら。写真家組は、ここぞとばかりに写真を撮っていた。
5分半というのは、体感的にもかなり長い時間。でも、その時は時計を見ながら、もう終わるのかという感覚だった。
再びカメラを構えて、ダイヤモンドリングも動画で撮った。この瞬間もやはり歓声の渦。
ほんの数秒間で夜から真昼に変わるというのは、言葉に代えがたい。

フィルターを覗くとまだ三日月ほどの大きさしかないのだけれど、辺りにはもうすっかり明るさが戻ってきていて、気温も暑くなり始めていた。
朝には、ここまで皆既日食が見れるとは誰も思っていなかったので、公園全体が何か達成感に満ちた感じ。
太陽の欠け方が半分くらいに戻ってきたところで撤収となった。

その後の昼食は本当にお祝いムード。
なんか、グループで皆既日食が見れる各地に散らばった人とかも居て、他の地域で雨に降られた奴に申し訳ないなと言っていた。
本当に運が良かったと言い合い、ホテルに帰ったら、インターネットで調べてどれだけ運が良かったか分かるなと。
昼からビール飲んでいる人もいたが自分はサイダーを頼む事にしたが、30元(=450元)というので、どうしてと聞いたら、
2リットルのペットボトルしかないからだという答え。
結局、飲みたい人二人でシェアする事にした。

昼飯を食べ終わってからは、もう、上海のホテル帰って夕飯食って寝たい、という人が多かったが、安ツアーなのでそう言う訳にもいかず、よく分からない寝具屋に連れて行かれた。
そして、会議場みたいなところに詰め込まれて、ラテックス寝具についての説明を社長らしき人から延々と聞かされる。
まあ、確かに中国で作ってる物もヨーロッパのブランドが付くと高くなるんだろうなと思いつつも、ここで買うのが最安値だという話は話半分で聞く。
まあ、この会社から出た製品の販売としては最安値かもしれないが。

自分はあんまり興味が無いので休憩コーナーで眺めていたが、結構買う人はいた。
まあ、この工場の直接の儲けになるんだから悪い商売では無いなと思った。
よく分からない仲介業者がごちゃごちゃ入るよりは。
休憩室に有った冷たいお茶がおいしかったらしく誰かがお茶の名前を尋ねていたが、ただの麦茶という返答だったらしい。

その寝具屋を出て次は誰さんの家か忘れたが、昔の大富豪の邸宅だった建物に行く。
明日の豫園は、帰国便の都合上参加できないので、結構、こういう中国風の建物やら家具やら庭園やらが見られて良かった
結構敷地が広かったので、途中トイレに行く等で迷った人も多く、バスに全員戻ってくるのにやたら時間がかかった。
この建物見学中に小雨が降り出してきた。

いよいよバスは杭州を離れる。もう、結構雲が出ていて、ほとんど太陽が見えなくなっていた。
皆既日食を見たのは、ほんの2時間前の事だったから、本当に運が良かったんだなと思った。
高速道路を走っているうちにかなりの豪雨が降ってきた。
まあ、北半球では南に行けば行くほど雨は短期間に集中して降るという事は知っていたので、あまり驚かなかったが、やはり、道路に川が出来てしまうのは驚く。
まあ、これだけ降っていればすぐに止むだろうと思っていたら、ふと、水のしずくが垂れてきたのに気づいた。

露でも付いたのかなと思って窓を拭いてみたが、滴は後から後から垂れてくる。
垂れてる元をたどってみると、窓枠。どうも、窓枠から垂れているらしい。
って、雨漏りかよ。と気づいて、周りの人に言って席を替わっていたら、中国人のガイドが気づいたようだが、
その後、言った言葉が、
「外も雨降ってきたし、中も雨降ってきましたね。」
だった。

え、それだけ?と思ったが、ガイドは素知らぬ顔。
それから何もアクションが無いので、これが中国の常識らしい。
まあ、旅行先の現状を知ると言うのも旅の目的の一つなので、良いのだが、さすがに雨漏りは・・・。

段々と雨が止んできて雨漏りは収まったが、替わる前の席は、雨漏りでもはや座れない状態。
ガイドは、夜の雑伎団の追加予約(有料)を受けていた。
自分は少し上海の街中を歩いてみたかったし、また、上海は何かの折りに再度訪問するような予感がするので、今回はパスする事にした。
ま、この決断が、後で問題を引き起こす事になるのだが。

高速をしばらく走ってサービスエリアに到着。このサービスエリアの店に売っている商品は、完全に現地の中国人向けだったので、字は読めないものが多かったが、なかなか面白かった。
多分、卵の絵が描いてあってずっしり重かったのはピータンだったと思う。
しかし、値段を見たけれど、かなり安い。ちょっとしたお菓子なら1,2元ってところ。コンビニでも充分安いと思ったが、それよりもう一段階安い。
中国の一般人はこれくらいの物価水準で生活して居るんだなと、あらためて思った。

サービスエリアの一角に高速道路の道路網図が有ったので、興味深く見たが、結構充実している感じ。
中国の一部分の地図しかないのでどういう事かなと思っていたら、省単位の地図だった。
確かに中国は1省で500kmとか広さがある。
サービスエリアを出るとバスは一路上海を目指した。

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2009年08月11日

皆既日食旅行記 in China 2日目後編

皆既日食旅行記 in China 2日目後編です。

(前編からの続き)

出てきた料理は、まあまあいける料理。でも、後から言われて思った事だけれど、川魚が泥臭いのは気になった。
青島ビールが一本30元。良い商売してるなと思いつつ支払う。
(ちなみに普通の店なら10元=150円くらいで買えるはず)
何のスジ肉だか分からない肉も普通に食べられた。

烏鎮を後にして杭州へ出発。また、田園風景を見ながら走る。
途中川を荷物を満載したバラ積み船が流れていくのを見た。
というか、テニスコート一面の大きさがあろうかという船の甲板から喫水線までが人間の膝くらいの高さしかないのを見ると、
”沈んでいるんじゃないのか”と疑ってしまう。

そんな感じで風景を眺めているうちに杭州到着。西湖遊覧船の船着き場に行く。
西湖は内径3,4kmくらいの結構大きな湖。東岸に杭州の市街地が有って他の岸は丘か山になっているというロケーション。
なかなか見晴らしが良かった。湖の水が泥水色している事を除けば。
(しかし、なんで中国の川とか湖はどこも波とか立っていないにもかかわらず泥水色しているんだろう?)

時折、湖面で冷やされた涼しい風が吹いてくると心地良かった。湖の真ん中には小島があって、昔の偉い人が整備した離宮があるらしい。
しかし、遊覧しながらその小島を眺めていると、島の周囲は見事に丸い感じ。もしかして、半分以上埋め立てとかで造成したんだろうか。
空を見ると西の方から雲が流れてきていたので、この時から明日の天候に対して嫌な予感はしていた。

遊覧を終えてから、書道・印刻の専門家集団の西令印社の建物を見学。で、見学して何が有るのかなと思っていたら、土産物屋が出現。
まあ、こういうものには残念ながら興味が無いので、自分はすぐに出てきた。
が、外は暑い。もう少し、中で涼んでおけば良かったと思ったが、戻る訳にもいかず、ガイドの指示を待ってバスに戻った。

その時、中庭にあった亀。

その後、明日の日食場所の下見。
明日来るんだから下見なんかいらないよと行っている人も居たが、ガイドの後をぞろぞろと付いていく。
と、先頭のガイドが道を間違えたらしく道を引き返す。
他の道に入り、大きな広場に出たところでここが明日の観測場所だと告げられる。
明日もこの天気が続いてくれると良いんだけどと願いながら場所を後にする。

そして、夕食のレストランへ。
夕食は、豚の角煮らしきものも出てきたし、なかなかおいしかった。
ただ、この時も川魚が出てきてやっぱり食えないって人もいたらしい。
ビールは相変わらず30元。しかし、持ってくるビールの銘柄が個々に違うのは、さすが中国と言ったところだろうか。
そういう事は気にしないらしい
明日の天候が良い事を祈って、みんなで乾杯をした。

泊まるホテルに着いてから、街を見てみたかったので、2,3人で連れ立って外に出た。
コンビニが15分のところくらいに有るという事だったので、そこまで歩いていく事にした。
街に出ると、日没後の街に大勢繰り出していて、露店も始まっていた。
なるほど、日中の暑さが厳しい街では、日没後に本当の街の活気が始まるのかもな、と思いつつ、騒がしい街を進む。
泊まったホテルは、どうやらバスターミナルも兼ねているらしく、待合室やらおみやげ物ややらが並んでいた。
もう夜中近かったので、全てしまっていたけれど。

歩道を歩いているつもりで二輪車用の道を歩いていたのでクラクションを鳴らされた。
というか、少しでも進路を狭めようものならすぐにクラクションを鳴らされる。まるで、二輪車の方が偉いとでも言わんばかり。
青信号だったので交差点の横断歩道を歩き始めたのだが、右折車両が容赦なく突っ込んでくる。
立ち止まろうものなら、すぐに轢かれるぐらいの間隔しか空けない。危険だとは聞いていたが、これはかなり危険。
しかも、歩行者用信号のカウントダウンが始まった時にはちょっと笑えた。

歩道にはレンタサイクルが並んでいた。
どうも、そういうカードがあって、それを機械に提示すれば使えるようになっているらしい。
しかし、二輪車専用道が有るので分かるとおり、自転車とバイクが多い。
かなり目に付いたのが、勝手に電動化した電動自転車が多いという事。なんか、街を見ていると、改造してくれる自転車屋が有る様子。
というか時速40kmくらい出るらしいから、日本で言う電動自転車じゃなくて電動スクーターに近いのだけれども。
なんか店先に卓を出して、中国将棋をやりながら飯食ってる人達が居て、中国らしいなと思った。

そんなこんなでコンビニ到着。
さすがに、コンビニの態をなしているだけ有って、普通に飲食物有り、お菓子有りのコンビニ。
但し、品揃えは少ない。
適当に見繕って、お茶と上海グリコのプリッツを買う。レジで要(ヤオ)~ま(中国の漢字(日本語に無い))と言われたので、
ビニール袋の事だろうと思って、要(ヤオ)とだけ答えると、案の定ビニール袋が出てきた。
しかし、やっぱり中国の一般の店は物価が安い。コンビニでさえ、10元(150円)を超える商品は酒ぐらいしかなかった。

帰り道も、街を観察しながら歩く。
途中、30元とか40元とか書いてあるボロボロの宿が有ったのを見かけた。もっとも、そう言うところは決して外国人を受け入れないらしいけど。
やはり交差点では、容赦なくトラックまで突っ込んでくる。横断歩道に人間が居ようが早足でわたりきるの前提で飛び込んでくるのは怖いものが有る。
ホテルの前に帰ってきた時にはむしろこれからが稼ぎどきという感じで露店が増えていた。

部屋に戻り、シャワーを浴びた。シャワーのお湯の調節が凄く微妙で、すぐ熱湯になったり水になったりするのは凄く困った。
明日の集合時間も早いので、少し現地のテレビを見た後、明日晴れる事を祈って眠りについた。

投稿者 桜川 : 00:35 | コメント (0) | トラックバック

2009年08月10日

皆既日食旅行記 in China 2日目前編

皆既日食旅行記 in China 2日目です。

朝起きて、シャワーを浴び、朝食まで少し時間が有ったので街歩き。
隣にフォルクスワーゲンのディーラーと近くにコンビニらしき店が有るのを発見した。

まだ通勤時間帯で無いのか、部屋に戻ってテレビを付けたら、朝のニュースらしき番組をやっていた。
中国なので、外国の番組のチャンネルは全く無かった。
中国らしく、朝食のレストランは円卓。料理はバイキング方式だった。
日本でも見慣れているような形の食材がほとんどだったので、テーブルに持ってきて食べるが、なぜかほとんどの食材、予想した味とは違う味。
確かにまずくは無いんだけど、やっぱり饅頭に具が入ってないとかは違和感が。

食事を食べ終わったら、急いで荷物をまとめてフロントでチェックアウト。
集合時間15分前にだったので、それからバラバラとロビーにツアー客が出てきた。
が、バスが着いていないのでしばらく待たされた。
バスが着いたら、乗り込んですぐに出発。
前日夜中にここに付いてから5時間くらいしか経っていないので、眠そうにしている人が結構居た。

走りながら、街を眺める。
至る所で道路工事とビルの建設工事をしているところを見ると、やっぱ急発展している都市なんだなと思う。
しかし、秋葉原のラジオデパートみたいな店構えが多いのはどうしてだろう。
少し経つと街には人が溢れ始める。
大きな通りには二輪車専用道が整備されていて、交差点ともなると自転車やらバイクやらが100台くらい信号待ちしているのは圧巻だった。

程なくして高架道路(日本でいう自動車専用道路)へ。ラッシュアワーらしく混んでいた。
現地ガイドの人が上海の現状等を説明し始める。
やっぱ、上海でも一等地は都内と遜色ない値段なんだなと思いつつ、ボロボロのアパートとか見ると、何となく、上海市内の格差というものを感じる。
建物を見ていて気づいたのだが、中国の住宅って、テラスというかベランダというか、そういう部分の外側がまたガラスで囲まれているのは何故なんだろう?
しかし、狭い土地に20階建てぐらいの高層ビルが建っているのを見ると、今にも倒れそう。
上海には地震がないのだろうか?

そのうち、ガイドがこれからの旅程の説明と両替の申し出を始めた。
1万円分の両替。自分は、事前に500元(日本円で7500円くらい)あれば充分と聞いていたし、空港で200元両替していたので、申し出は受けなかった。
ああ、これは現地通貨を掴ませといて使わせるつもりだなと感づいたが、商売の邪魔をするつもりはないのでそのままにしておいた。

上海の中心部を抜けると渋滞を抜けてスムーズに走り始めた。
スムーズに走り始めたのは良いのだが、観光バスがどうもかなり年季が入っているらしく、道が悪い場所に入ると、いや、そうでなくてもがたがた言い始めた。
どう考えてもちゃんと整備してないような感じ。
それに加えて時々急ブレーキを掛けるもんだから、寝ようにも寝られなかった。
それでも、寝ている強者は居たけれど。

上海のビルは集中冷房では無いらしく、窓の外にはずらりと室外機が並んでいた。
しかも、室外に出ている2本の柱の上に置いてあるだけ。
それが100機以上も並んでいると異様な感じがする。
良く落ちないなと。
東京でも、こんな光景有っただろうか?

建設現場の足場も大体木で組んであって、しかもそれにござみたいな(多分堅い木だろうけど)ものを渡してあるだけ。
2,3階建てならまだしも、30階建てを超える建築物がそんなんで良いのかなと。
高架道路も側壁が普通の乗用車一台分の高さしかないし、しかも路肩もほとんど無い。踏み外したら、一発で地獄行きなのは目に見えてる。
上海市を抜けて郊外まで来ると、高速道路も普通の平地を走るようになったし、風景も落ち着いてきた。

建物は中国風だけれど、それを除けばのどかな田園風景が続く。
多分、建物を消した写真にしてしまえば、東北の高速道路沿いの写真と言っても誰も気づかないくらい。
日本と同じようにちょっとした都市に入ると工場やら住宅やらのビルが増え始め都市を抜けると田園風景が広がるという繰り返し。
しかし、一軒家の場合は、大抵塀で区画を取り囲んでいて、門が有ると言ったところが、日本と違うところだろうか。
立派な家ともなると入り口に楼閣が有った。

そうこうしているうちに、高速を降りて、第一目的地の烏鎮到着。
水の街、とはいえ上海より南に位置するので、暑くてしょうがない。しかも、完全な快晴。
今日じゃなくて、明日、日食の時にこんな天気になってくれれば良いのにと思いつつ、ガイドが先にトイレに行くように案内していたのでトイレへ。
入り口に分厚いビニールの暖簾が掛かっていた事以外は普通の公衆トイレ。
中国のトイレ事情を事前に聞いていただけにちょっと安心した。

で、烏鎮観光へ。
入り口で、ツアー客がどうかも確認せずに入場券を配っていたけれど、あれは大丈夫だったのだろうか。
烏鎮は運河に面して家が建ち並ぶ水郷。
と言えば、聞こえがよいが、流れている運河はどぶ川。それに建物は今にも崩れ落ちそう。
何百年も前からそのままにしていると言えばその通りなのだが、改修する資金が無かっただけじゃないのかと疑ってしまう。
それが、まあ、味があって良いのかもしれない。
そういえば、ここでミネラルウォーターを買おうとして100元を出したら渋い顔をされた。
やっぱり、こっちで100元出すってのは日本で言えば1万円出すのと同じ感覚らしい。

ここで歩いているうちに一人旅で来ている人達と何となく知り合いになって、一緒に手こぎボート(中国人船頭さん有り)に乗ったりした。
運河の中でボートに揺られていると、なかなか涼しい良い風が吹いてくる。やっぱ、水辺ってのは良い風が吹くもんなんだなと。
水は汚いけれど。

烏鎮の中で、団体で予約してあった料理店に到着。朝と同じく円卓なので、さっき知り合った人達と同じ卓に座った。
一人は、日本語をかなり流暢に話すイギリス人の人。札幌の中高一貫校で英語教師をしているという事だった。
皆既日食ツアーなので明日の日食の事について色々話をする。
みんな当日の天気予報が曇りのち雨だという事を知っているので、明日まで天気が持てば良いんだけどと、誰彼と無く言い合う。

投稿者 桜川 : 00:05 | コメント (0) | トラックバック

2009年08月08日

皆既日食旅行記 in China 1日目

去年の日食動画を見ていらい、
見に行きたくなっていた皆既日食。
最初は国内で見ようと思っていたのですが、
国内は枠が余っておらず、しかも中国旅行の方が安い。
前から中国に一度行ってみたかったので、
それを兼ねて上海・杭州日食ツアーに行ってきました。
さて、皆既日食は見れたのでしょうか。
それはその時までのお楽しみ。
(↓上海(浦東)空港に有った木)

今回の皆既日食ツアーIn中国。
休みが取れる事が確定するのを待って7月に入ってから申し込んだ為に、
帰国便が中継便になっていた。
これがちょっと不満で、これが後で問題を起こしたが、
この時はまだ、その事は考えもしなかった。
出発から個人チェックインになった時点で、安いツアー旅行会社の
一端が見れたけれども、それも後々いろんなトラブルを引き起こす。

前回の海外旅行も安ツアーで個人チェックイン&現地ガイドが適当だったので
自分は慣れていたのだけれども、フルサービスのパックツアーに慣れていた人には不満だったらしい。
第1ターミナルの南ウイングのFカウンターでチェックインという案内だったけれども、
航空会社のCA182便はJカウンターでという案内があって移動させられる。
他のツアー会社の係員は何人か出ていて手続きの案内をしているのだけれどもKトラベルは約1人。
しかも、ただ立っていて聞かれたら答えるだけ。
この聞かれなければ何もしないってのはツアー通して徹底していたように思う。

とにかく、自分は搭乗手続きとセキュリティチェックと出国手続きを済ませて搭乗口へ。
周りには、日本人ツアー客らしき人たちが結構居た。
と、思ったら中国語を話し始める人たちも居て、本当に中国人と日本人の見分けは難しい。
搭乗が始まったので、自分はいつもどおり、列に並ぶ人数が少なくなってから機内へ。
機内では、同じくツアー客らしき50歳くらいの二人組の隣になった。

日本人添乗員は居たようだけれど、機内でのアナウンスは全て中国語と英語。
英語のアナウンスは結構聞こえたので、自分の英語力も成長したなと思った。
中国国際航空なのでという、はっきりとした理由のない不安も有ったが、難なく離陸。
何か理由が有るのか、かなりの上昇角度で高度を上げていった。
少し経つとすぐに雲の上。結構雲が出ていたので、地上は見えなくなった。

機内サービスのアナウンスは基本中国語だった。
顔を見て中国人か日本人か分かる訳もないのでしょうがないが。
国際線の乗務員が英語を使えない訳は無いので、自分は英語でなんとか通した。
途中、日本人乗務員に話しかけられた時は日本語で返したけれど。
しかし、機内の安全ビデオの映像は全て中国語と英語だったし、
国際線のアナウンスって、現地語+英語なんだなと、当たり前の事を思う。

機体の古い機体なのかそれとも整備が行き届いていないのか、
頭上の荷物棚ががたがたがたがた震えているのがかなり気になった。
気流に巻き込まれるたびにそうなっていたので、
どっか壊れるんじゃないだろうかとちょっと心配だった。
夕方便なので、すぐに太陽が沈み夜になった。

そんなこんなしている間に、上海空港への着陸のアナウンス。
中国の航空会社だから、どんな強引な着陸をするんだろうと思っていたのだけれども、
そんな事は無く、かなりスムーズに着陸を行った。
タラップを通って、税関・入国手続きへ。
入国カードは書いてあったので、パスポートと入国カードをちょっと見ただけで
入国手続きは終了。
なんか、グアムとは違い、凄いあっさりと終わったので、拍子抜けした。

手続きが終わって、荷物を受け取り、ツアー会社が指定した出口へ。
Kトラベルの旗を持っている人はすぐに分かったので、
近づいていって名前を告げたら、近くの待合い用の椅子のあるところで待ってろと言われた。
そっちの方へ行くと、同じツアー客らしき人がちらほらと居た。
あらためて、空港内を見回すと結構広くてこぎれいでなかなか良さそうな空港。
まあ、比較的新しい空港だから当たり前か。と思いながらもちょっと好感触。
看板に、磁浮(リニアモーターカー)の案内が書いてあった。

ほぼツアー客が揃ったところで、もう一度揃っているか確認する為、
名前を呼び始める。
しかし、名字だけ呼んで同じ名字の人と間違えないのかなと思っていたが、
そう言うトラブルは結構有ったらしい。
例えば、鈴木さんはこのツアーに3組居たらしい。
(ちなみに、この名字だけしか言わないというのはツアー通してだった。)
確認が終わったところで、ホテルへのバスへの案内が始まった。

で、バスの乗り場に出る為に空港の建物から出た瞬間、熱風が・・・。
空港内も暑かったが、まあ、出てくる時も暑かったので、このくらいならなんとか、
と、思っていたのが浅はかだった。
しかも、ツアー会社の手際が悪く、その灼熱の中で30分くらい待たされる事になった。
ちなみにその日の昼間は、39度まで温度が上がったそうな。

バスが着いてから、3つ星ホテルの人だけ乗るようにと言い出した。
自分がもらった資料には4つ星ホテルが書いてあったので、ガイドに確認すると、このバスに乗れという。
頭の中に?が渦巻きながらも、バスに乗る。
バスの中はクーラーが聞いていて、外とは別世界だった。
待っていたかのように汗が大量に噴き出した。
バスの中で説明が有り、元々3つ星ホテルで申し込んだ人は、まとめた方が良いと思ったのでという事だったが、
それはツアー会社の都合だろと思いつつ、そこは契約に無いところなので、まあ納得した。

空港から上海市内まで結構な距離を走る。市内が近づくに連れて高いビルが増え始める。
ビルの看板に中国語が書いてあるところを除けばこういうところは東京と変わらないなと思いつつ、外を眺めながらガイドの話を聞く。内容は明日の班割と細々とした事の説明。
上海市全域の面積は、群馬県の面積と同じくらいというのも、この時聞いた。
程なく、ホテル到着。
みんなバスを降りようとしたところで、上海のホテルにはパスポートのコピーが必要との説明で、ガイドがパスポートを集め始める。部屋の鍵もガイドが持ってくるとの事。

大丈夫かなと思いつつ、パスポートを渡すと、しばらくしてガイドが戻ってきて鍵を次々と渡していった。
その間、窓の外を見ていたら、航空会社のオフィスらしき建物から出てきた現地の人が、道の真ん中まで出てタクシーを拾っていった。
部屋の鍵が全員に行き渡った後、降りろと言うので、スーツケースを受け取ってホテルのロビーへ。
例のように名字を呼んでパスポートを返却する。
間違えて受け取ったらどうするんだと思ったけれど、間違えて受け取った人はいたみたい。
すぐに気づいて交換したみたいだけど。
翌日の集合時間と朝食の時間を確認して、部屋へ。
空港で海外旅行不慣れな人達を待つのに時間かかったし、バス待ちで時間取られたりで、
部屋に入ったのは、もう夜中の2時近く。明日の朝食の時間は6時半だった。

PS.
・・・到着日はいつも写真少なくてすいません。
疲れている&勝手が分からないのが影響して居るんだと思います。
↓泊まったホテルの部屋からの眺め(って暗くて良く分かりませんが。)

投稿者 桜川 : 23:10 | コメント (0) | トラックバック

旅行記明日からアップします

ようやく、ほぼ旅行記書き終わったので、明日(土曜日)から順次アップします。

結構イベント盛りだくさんなので、かなりの量書いてしまいましたが、
それに見合うだけの情報量が有ると思います。

お楽しみに。

投稿者 桜川 : 02:26 | コメント (0) | トラックバック